”入れ食い”集客を実現する方法

石塚駿平

先週、秋田に行ってきました。

結構前ですが、FP向け紹介法の
ノウハウを公開してくれた
生活Life工房の高橋さんに会うためです。

高橋さんとは色々と話をしたの
ですが、特にライフプラン作成の
話で盛り上がりました。

高橋さんはかなり凝り性で、
ライフプラン作成の為のエクセルを
自作で作ったりしているようです。

見たところ、かなり緻密です。

さらに、素晴らしいのはデザインが
綺麗だというということ。

データを入力して出力のボタンを
押すと、すごい綺麗なグラフとか
イラストが出てきます。

提案書としては非常に立派な出来栄えです。

これをFP向けに広めたら面白いんじゃないか?

という話をしていて、
もしいけそうだったら何かしらの
企画を立てたいと思っています。

こういった話、興味ありますかね?

秋田は雪、雪、雪

それはそうと、秋田は雪がいっぱいでした。

歩道に1.5mくらい雪が積もってます。

普通に歩いているのに、両サイドを
雪の壁に囲まれた感じになります。

今年は特に雪が多いみたいですが、
1日雪が降ったくらいで騒ぐ
東京とは大違いですね。。

で、、、

せっかく雪国に来たので、
ついでにスキーに行くことにしました。

幸いなことにスキー場はいっぱいあるので、
レンタカーを借りてスキー場へGO。

ただ、実は僕はスキーやるのは
10年振りくらいなんですよね。。

最後にやったのは高校生の時です。

滑れるのかどうか不安でしたが、
意外と体が覚えていてなんとか滑れました。。

でも、慣れていないから足が疲れる疲れる。。

慣れている人はそんなことないんでしょうが、、

体の使い方とか全然わからないので
余計に力が入ってしまうんですよね。。

午前中から始めたのですが、
12時になる前に

「もう無理。。休憩。。」

という状態になりました。

お昼に待っているのは・・・

そうなってくると、行く場所は食堂です。

その日は平日だったのですが、
なんと近隣の高校生が集団で
スキー場に来ていました。

という訳で、食堂は満席。

わいわいがやがや、活気ある雰囲気でした。

にしても、平日に学校の一環として
スキー場に行けるのはいいですね。

雪国ならではだと思います。

そして、、、

その食堂でご飯を食べたのですが、
その時に強烈に思ったことがあります。

それは・・・

スキー場の食堂最強説

『スキー場の食堂って最強だよね』

ということです。

お客さんはスキーをやっているので、
みんな腹ペコの状態でやってきます。

みんな、暖かいご飯を食べたい。

そうなってくると、そこまで
おいしくなくても満足するんですよね。

スキー場で食べるご飯って何でも
ないものでもおいしく感じませんか?

僕はこれを"スキー場効果”だと思っています。

そして、スキー場で食事が
できる場所は限られています。

基本的に1つだけでしょう。

そうなってくると、多少値段設定が
高くても飛ぶように注文が入ります。

実際、僕が行った食堂も定食1000円、
スパゲッティ1000円など、、、

普通の食堂に比べて200〜400円高い印象でした。

でも、みんな不満を言わずにどんどん注文する。

そして、食べ終わった後は

「おいしかった!」

と満足する。

これ、、、

マーケティング的な視点で考えると、

『そこそこの質で満足する
見込み客を独占している』

ということになりますよね。

これ、最強だと思いませんか?

これ、あなたもできるかも

もしあなたが、

・他の人の情報があまり入ってこない

・あなたのサービスを欲しいと思っている

・あなただけが選択肢になる

という”場”を見つけることができれば、
スキー場の食堂のように
自分だけが選ばれる存在になります。

例え、あなたのサービスの質が
“そこそこ”だとしても、です。

マーケティングには色々な要素が
ありますが、いちばん大切なことは

『自分のサービスを欲しいと
思っている人にアプローチすること』

です。

これさえできてしまえば、
他の要素がダメでも何とかなります。

話し方が下手でも、もっと質の高い
サービスを提供する人が他にいても、
ビジネスとしては上手くいくのです。

”入れ食い”集客を実現する方法

だから、

『あなたのサービスに
価値を感じる閉じた集団』

を見つけることができれば、
スキー場の食堂のような
”入れ食い”集客を実現できます。

でも、、、それって難しくない?

と思うかもしれません。

しかし、視点を広げていけば
そんなに難しいことではありません。

例えば、これは実際に会った話ですが、、、

高齢の方を対象にしたサービスを
提供している人が詩吟の集まりに
参加してそこにいる人をみんな
顧客にした人がいたりします。

(訪問マッサージという
サービスを提供している人でした)

相続分野だったら、
同じようなことができそうですよね。

趣味のサークル等に行けば、
同じようなことができると思います。

また、高級老人ホームに入居している
顧客に話を繋げてもらい、その老人
ホーム内で話をすることができている
FPの方の話も聞いたことがあります。

他にも、マンション投資のアドバイスを
しているのなら、自分が区分マンションを
買って、同じような人が集まる勉強会や
集まりにいけば、周りはみんな見込み客です。

ある程度の規模の会社の中に
研修講師として入ったら、その場の
社員がみんな見込み客になります。

こういった例は全て、

『あなたのサービスに
価値を感じる閉じた集団』

になります。

あなたの場合は、どんなことができそうですか?

1つ見つけるだけでもビジネスが
一変する可能性があるものなので、
ぜひ考えてみて下さいね。

石塚 駿平
株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。

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