やっぱりFPは講師が最強

昆知宏

「資格スクールの講師をやってもらえませんか?」

先日、有名なスクールからFPの講師依頼のお話を頂きました。

FPの資格をこれから取ろうと思っている方々に向けて、
いわゆる資格学校の先生をしてください。

という、オファーです。

学校の先生をすれば箔もつくし、
とてもありがたいお話ですよね。

もし、あなたにこのようなオファーが来たらどうしますか?

結論から言うと、私はお断りしました。

独立してすぐの時であれば頂いた話は
断らない主義だったのでチャレンジしてみたと思います。

しかし、今はもう新しいことをする時間がなくて
逆に迷惑をかけてしまうことが明白だったからです。

また、FPは資格を取ったからと言ってできる専売業務がなく
資格よりも実務経験主義という想いもあります。

しかし、このような講師業はある条件に
該当する人にはとても魅力的なことがあります。

優秀なスタッフを採用できる

建築業界では有名な方法ですが、
建築士の方が専門学校で学生に向けて
建築を教えることはよくあります。

しかもそこそこ忙しい人なのに
報酬も低い講師業を引き受けている人は
本当によくいるのです。

そういう人たちは何を目的にしているかというと、
優秀な学生を発掘しそのまま採用するのです。

まずはアルバイトからでそのまま、
正社員となるケースが建築設計業界では
よく見られることです。

学生だから給与はまだ安く採用でき、
アルバイトをしながら会社に馴染んでもらい
そのまま社員になってもらえる。

しかも学校で教えている立場だから
先生のポジションを取れるし、
関係性も強くなり離職率も低い。

学生にとっても有給でインターンが出来て、
建築を学べそのまま就職できる。

と、このように一石二鳥なのです。

FPの場合もこれは言えるはずで、
優秀なアルバイトスタッフの採用から
そのまま社員採用まで行ける可能性があり
意外と講師業はおいしいのです。

採用コストがかからず優秀なスタッフが
採用できるからですね。

参加者とあなたの目的が一致しているセミナーは効果的

講師の最大のメリットは権威性を持てることです。

つまり参加者の皆さんに対して、
もしお願いしたいことがあれば、
聞いてもらえる可能性が高いことを意味します。

なので資格スクールは資格をとって
働きたい人が多く参加されるので、

あなたの目的が採用活動であれば
完全に目的一致となり効果的です。

最近の採用コストは高いですから、
とても助かりますよね。

これはあらゆるセミナーでもそうです。

私は住宅業界が専門ですが、
業界からセミナー依頼が来る場合

(イベント会社などの業者)役に立つ情報を提供したい、何かイベントを打ちたい
(顧客)役に立つ情報を得たい
(私)見込み顧客と出会いたい

と、3者WINが達成できます。

ただ注意が必要なのは、

(特定の住宅会社)FPに購入をアシストして欲しい
(顧客)本当にかっても大丈夫か知りたい
(私)家計のを事実をお伝えしたい。但しその場合、業者の期待を損なう可能性もある

という、顧客と私の目的は一致していも
肝心な依頼者である業者との関係性が微妙な状況の時は、
セミナーをやってもうまくいかないことが
多いので注意が必要です。

冒頭の資格セミナーも私が得られるものが
あまり多くなさそうだったので、
モチベーションの観点で辞退したというわけです。

3者WINを作ればいい

これまでを振り返ると、
講師として何らかの仕事をしたのち、
その後仕事に繋がる確率はやはり
格段に高いという事実があります。

お客さんからすれば講師は先生なので
個別相談やコンサルティング契約の
移行率も飛躍的に高い。

何らかの理由で自力で調べて、
信頼できそうだと思ってもらい、

直接会ってそれを確かめてもらえば
確かにその後に繋がりやすいのは明白ですよね。

話していることは全く一緒なのに
出会うまでの経路や権威性の有無によって
お客さんの態度も全く変わってしまう。

よく考えればとても効果的なこと。
つまり抜群の費用対効果というわけです。

ここでのポイントは、
講師というのは依頼を待つだけではなく
お金を払ってセミナーを企画してもらうことも
できるということです。

例えば、

(主催者)広告収入を得られる
(顧客)役に立つ情報を得られる
(私)見込み顧客と出会える。しかも権威もある

この場合は、
権威性のある主催者と組むことが
大事になります。

具体的にはテレビ局や新聞社。
有力な出版媒体などですね。

現在はコロナ禍の影響もありリアルな
セミナーがやりにくくなっていますが、

メディアも広告収入が落ちており、
次なる一手にかなり苦しんでします。

その影響もありオンラインセミナーの
バックアップにも力を入れ始めています。

そういう意味ではメディアの
営業担当と何かしら繋がりを
持っておくのは効果的でしょう。

まだ繋がっていない方は近しい誰かしらの
紹介で割とすぐに接点を持てると
思うのでぜひトライしてみてください。

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この記事を書いた人

昆知宏

新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

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