ネットマーケティングにおける有効な集客手法。
それはステップメール。
見込み顧客のメールアドレスを集めて、
メールを送り続けて自分のビジネスや考え方を知って頂き
申し込みへと導く方法です。
私もメールマガジンは開業以来ずっと継続していて、
登録者に7日間連続のステップメールを送っています。
ところが、ここ2年は新規登録者もほぼなく
そこからの集客はほぼできていない状況。
そして私も気になる商材を見つけてステップメールを登録しても、
正直7日間連続で送ってきても
下手すると1日目すら見ない時もあります。
メールアドレス登録のランディングページで興味を持ち、
登録はするものの
そこでも最初の返信メールを読むくらいなものです。
これって受け手になると分かるのですが、
人の興味関心の時間の長さは
現在社会ではとんでもないことなっていることが分かりますよね。
スマホで次から次へと情報が入ってくるものですから、
7日間も興味を継続していられる
ということそのものが難しいのかもしれません。
そんな折、メールアドレスを登録するステップメールはもう古いのか?
あなたはどう思いますか?
クイッククロージングの時代
メールアドレスを登録してもらう方法自体は私は古いとは思わないのですが、
以前のように継続して教育していくという考え方は
今はきびしいと思うことが良くあります。
そこで私が思うのは、
仮に本来登録後7日間に分けて伝えていこうという内容があったのであれば、
それを登録後の即返信されるメールで全部提供してしまったほうが良いということです。
今の時代は興味を引き付けたら、
一瞬で一気に申し込みへのオファーまでかけきらないと無理。
小出しにして引っぱっていては
ほぼ、人々は待てない。
その間に別なことに興味が移ってしまう。
言うなれば、瞬間最大的な興味をどうデザインできるかが
集客においての重要なスキルとなってくるように思います。
そういう観点から、お勧めなのは動画セミナー。
メールアドレスを登録してもらって、
そのアドレスに動画セミナーを送るという方法です。
一気に自分の持っている無料で出してもいいノウハウを出し切るのです。
決断の短期化
従来のステップメールの考え方だと、
『登録→教育→教育→教育...→申し込み』みたいな感じでしたよね。
一昔前はこれがむしろ王道で集客に繋がっていたのですが、今は
『登録→教育→申し込みor離脱』です。
ここでいう、教育に当たる部分ができる機会が大きく減ってしまったということですね。
なんとなくなのですが、
これは動画コンテンツが一般的になってきたあたりと関連しているように感じます。
それであれば『興味→申し込み』まで一気に行くには、
コンテンツを小分けにしないでとりあえず一気に出し切る。
一回のコンテンツ提供で申し込みまでもらう!くらいの意気込みが必要です。
その後は従来通りステップメールで継続的にフォローしてももちろんOKなのですが、
きっと継続的に追いかけても申し込みは正直あまり期待できないと思います。
ネットショッピングの物販もそうですが、
申し込み(購入)へと決断に至る過程の短期化というのは明らかに起きていることなので、
ここはしっかりと織り込んでマーケティングをしていく必要があります。
オファーを躊躇するな
このように書くとセールスっぽくなってしまうから嫌と思う方もいると思います。
押しつけがましいのではないか?
スマートではないのではないか?
FPサービスのようなものをごり押ししていいのか?
そのように思いませんか?
でもそれは間違いです。
だって、あなたに相談することによって、
相談者をより良い未来へと導くことができる。
その担い手があなたであり、
相談の申し込みを決意してもらうことが相談者の利益に直結するからです。
そうでないのであればFPの仕事をするべきではありませんよね。
でもきっとあなたはそうではないはずですから、しっかりと
申し込みをしてください!と、どの場面でも言い切るべきです。
興味から申し込みへ至る意思決定がスピーディかつ、
他の事へと簡単に興味が移ってしまう傾向は今後もそのままであることは間違いありません。
少ないチャンスを相談者のためにしっかりとモノにしていきましょう!