私の最強のディフェンシブ資産

最強のディフェンシブ資産と言ったら、何を思い浮かべますか?

米国債でしょうか。

社債でしょうか。

それとも保険でしょうか。

私のディフェンシブ資産は違います。

2020年のコロナのときに思い切って手に入れた資産。

最大のディフェンシブ資産は「畑」です。

下落市場のストレス

金融市場では年初の絶好調から一転して、株式市場は連日の下げが続いています。

株価が下がると、やはり少し残念な気持ちになりますよね。

ただ冷静に考えると、ここ数年の上昇はやや行き過ぎていたとも感じます。

そう考えれば、この下げはイラン情勢がきっかけだとしても自然な調整とも言えますし、次の上昇に向けた準備期間とも捉えられます。

頭ではそう理解しているのですが、それでも世界的に不安な空気が流れ始めると、毎回決まった感覚が湧いてきます。

野菜を育てたくなる

それが「野菜を育てたくなる」という感覚です。

株価が絶好調だったここ2年は、あまり畑に手を出さず荒れないように管理が主体でした。

株式市場からマネー(価値交換券)という成長の果実を収穫することができていたからです。

しかしコロナや今回のような情勢では株価の下落はもちろん、仕事への影響も必至ですから「供給が止まったらどうしよう」「仕事が減ったらどうしようという」こういったもっと根源的な不安が出てきます。

こんなときに私は畑から、いざとなればある程度は自分で食べるものを確保できます。

栽培難易度が比較的高くない「さつまいも」「じゃがいも」を作ろうと思うのです。

いもはさすがに厳しいですが、トマトなどならプランターでも全然育ちますし、もう少し経つと栽培適切季になります。

私は今年はトマトときゅうり、おくら、ブルーベリーのほか、いろんな野菜を育てようと思っています。

この畑があるだけで、気持ちの安定感がまったく違うのです。

本当のディフェンシブ資産とは何か

もちろん、すべてがゼロになるような極端な状況は現実的ではありません。

だから過度な心配は不要かと思います。

あのコロナ禍ですら、世の中はなんとかなっていました。

それでも人は、不安になると「自分でコントロールできるもの」に安心を求めます。

不確実性の強い投資だけではカバーできない領域があるということです。

私にとっての畑は、まさにその部分を支えてくれる存在です。

金融資産ではありませんが、間違いなくディフェンシブ資産です。

今まで一度もそこまではやったことはありませんが、一応、自給自足ができる分の広さがあります。

食べ物を確保できることは究極の安心ですし、自分で何かを生み出せること。

ビジネスのゼロイチよりも、マニュアル通りに実行できる食料のゼロイチのほうが簡単です。

こんなことも考えるくらいここ最近の世界は不安定。

株価が下がると、なぜか野菜を育てたくなる。

そんな自分の感覚も、同じように思っている人が実は結構多いように感じます。

昆知宏
新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

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