失敗しないセミナー集客、2つのコツ

中西雅司
「セミナーをやりたい。でも集客が不安。。。」

先日のセミナー後の懇親会のこと。

対面に座っていた50代男性FPの方が、生ビールを飲みながら、こんなことをおっしゃっていました。

実際、

セミナーをやろうと思うと、集客は最大の不安要素の1つですよね。

特に初めてやる時は、

・誰も参加しなかったらどうしよう・・・

・どうやって集客したらよいかわからない・・・

・知人に声かけるのは気が引けるし・・・

など不安の嵐ですよね。

今日は、そんな風に考えているあなたに、

「セミナー集客で失敗しない2つのコツ」

をお伝えしたいと思います。

セミナー集客の1つ目のコツ

セミナー集客で失敗しないためのコツは大きく2つあります。

まず1つ目についてお伝えします。

それは、

「集客ルートを1つに頼らない」

ということです。

あなたもご存知の通り、

資産運用をする時は、失敗しないために1つの投資先ではなく「分散投資」をしますよね。

それと同様に、集客ルートも1つだけに頼って、それで失敗すると終わります。

なので、セミナー集客は、

「たくさんある集客方法の中で、自分ができるものを2つ以上選択して実行する」

ということが必要になります。

具体的な方法は?

セミナーの集客方法としてすぐに思いつくのは、

「SNSで告知をする」

というものがあります。

この方法も活用すればよいですが、ただ、SNSでの告知は、集客ができないと、私のような心が弱い人間は、心が折れてしまいます。

また、見込み顧客があなたのコミュニティにあまりいない場合は、力を発揮しません。

なので、

私はこの方法だけを単体で使うのは通常はおススメしていません。

私が初心者におススメしている方法で一番簡単なものが、

「セミナー告知サイトを使いまくる」

という方法です。

セミナー告知サイトの活用法

私の知る限り、セミナー告知サイトは20個以上あります。

代表的なものとしては、

ストリートアカデミー
https://www.street-academy.com/tokyo/top

セミナー情報.com
https://www.seminarjyoho.com/

こくちーず
https://kokucheese.com/

などがありますが、他にもたくさんあります。

「セミナー告知サイト」

などのワードで、インターネットで検索するとたくさん出てきますので、見てみてください。

全然集客できないサイトもあると思いますが、最初はとにかくたくさん出してみて、

「自分が集客できるサイトを残していく」

という形にすると良いと思います。

ここでのポイントとしては、

「1回集客ができなかったとしても、そこですぐにあきらめない」

ということです。

1回で諦めてはいけない理由

多くの人は、一度集客ができないと

「このサイトは集客ができないんだ」

と諦めてしまい、掲載をやめてしまいます。

でも、

それはたまたまかもしれませんし、セミナーのタイトルや案内文の書き方に問題があっただけかもしれません。

大事なことは、

案内文やタイトルを工夫しながら、継続して掲載することです。

この方法が一番初心者にはおススメです。

その他にも集客方法はたくさんありますので、簡単に紹介しておきます。

その他の集客方法事例

Web(オンライン)であれば、

・ブログ・ホームページから集客をする
・ランディングページ(LP)を作って集客する
・SNSで集客をする
・facebookのイベントページを作る
・facebook広告を出す
・Youtubeで集客をする

などです。

それぞれ単体というよりは、色んな方法を組み合わせて使うことが多いですね。

リアル(オフライン)であれば、

・他の専門家と組んで、セミナーを紹介してもらう
・お客様に紹介をしてもらう
・チラシをポスティングする
・DMを出す
・新聞の折込広告に入れる
・フリーペーパーに出す

などがあります。

無料のもの、有料のものがありますが、ご自身に合った方法を複数組み合わせていくとよいです。

この中で、個人的にはおススメなのは、

「他の専門家と組んで、セミナーを紹介してもらう」

という方法です。

これが確立できると、何よりも安定的な集客手段になりますし、よい連携が組めると、結果も早く出ますので。

この具体的な方法は長くなるので、またの機会にこちらに書かせていただきますね。

セミナー集客の2つ目のコツ

続けて、2つ目のコツです。

あなたは、セミナーの集客数は多ければ多いほうがいいと思っていませんか?

もし、そう思っているのであれば、今日から考え方を変えてみましょう。

もちろん、

セミナーを開催することだけが目的なら、人数は多ければ多いほど良いです。

でも、

FPが自社でセミナーを開催する目的は、ほとんどの場合、

「その後の相談に繋げること」

ですよね。

セミナーの開催そのものが目的ではないはずです。

なので、重要なことは、

「セミナー集客人数ではなく、その後の相談につながる人数」

です。

集客人数が少ないほうが良い理由

さらに、ここで重要な事実があります。

それは、

「セミナー集客の人数は少ないほうが、その後のサービスへの移行率が高まる」

という事実です。

見込み客との関係性を構築しやすくなるためです。

なので、

仮にセミナーの参加が目標人数よりも少なかったとしても、このように考えるようにしてみてください。

「セミナーの参加人数が少ないから相談移行率が高まる、ラッキー!」

と。

つまり、

あなたはセミナー集客に過度なプレッシャーを感じる必要はないということです。

また、

目標とする集客人数も5名~8名程度で良いです。

それを超えると、相談移行率が低くなる傾向があるからです。

そして、

目標よりも集客数が少なかったとしても、全く落ち込む必要もなく、むしろ、

「相談につなげやすくなるので、ラッキー」

と考えてほしいのです。

このように正しく考えることができると、セミナー集客で失敗することはほとんどなくなります。

セミナー集客数が少ないことが失敗ではないからです。

私と同じ失敗をしないでください

今日は、セミナー集客で失敗しないための2つのコツについてお伝えしました。

私は昔はこのことを全く知らずに、何度もセミナーを開催してしまっていました。

なので、これからのあなたには私と同じ失敗をしてほしくないと思っています。

是非有効に活用していってくださいね。

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

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