つくばの自宅より
執筆者:石塚 駿平
最近、ピラティスに興味を持ち始めました。
ピラティスというと、スポーツジムによくある女性に人気のプログラムという印象だったのですが・・・
ちょっと調べてみると、
『体幹(コア)を中心に全身の筋肉をバランス良く鍛え、姿勢改善、柔軟性向上、筋力アップなどを目指すエクササイズ』
と出てきました。
子育ての影響もあって腰が痛くなりやすく、趣味のテニスを怪我なく楽しむためにも、良い選択肢なんじゃないかと思ったのです。
調べてみたら、近所にピラティスをやっているパーソナルトレーニング的な所があったので、試してみることにしました。
実際に行ってみると
当日になってそこに行ってみると、待っていたのは30代くらいの若い男性のトレーナー。
小綺麗で小さいスタジオという雰囲気で、ピラティスに使う機械も置いてあります。
まずは、体の柔軟性のチェックから。
足を伸ばしながら手を地面につけようとしてみると、手が床につかず
『体、硬いですね〜』
と言われます。
その後に、柔軟性を上げる為のピラティスのトレーニングをマンツーマンで行い、体の状況に合わせたストレッチなども行いました。
子どもを長時間抱っこしたり、寝かしつけが大変だった後に来る腰の痛みに有効なエクササイズも教えもらい、セルフケアの質も上がりそうです。
一通りメニューをこなした後で柔軟性のチェックをしてみると、手が床にしっかりとついて、体の動きが良くなったことも実感できました。
通うかどうかと言われると・・・
こんな感じで、そこそこ良い体験でした。
料金としては、1回1時間で7,000円。
そこまで高くはなく、パーソナルトレーニングとしては妥当な料金だと思います。
『試してみて良かったら続けようかな』
と考えていたのですが・・・
結論としては、恐らく通うことはないかなと思います。
体験としては全然悪くなく、体の状態が良くなった感覚はありました。
では、なぜ通いたいと思えなかったのか?
その決定的な理由は、
『未来を見せてくれなかったから』
です。
無意識のうちに求めていたもの
今回の体験では、ピラティスのトレーニングやストレッチを通して、現在の体の状態を良くすることはできました。
これを続けていれば、徐々に体のコンディションが整っていくかもしれません。
ただ、僕が無意識のうちに求めていたのは、
『自分の身体が今の状態よりも必ず良くなる確信』
だったのです。
「今の現状の立ち位置はここで、こういったエクササイズを続けることで体がこのような状態になります。なぜなら、こういった理由があるからです。最終的には、痛み知らずの体を手に入れることができるようになります。」
というような感じで、理想的な未来像と、そこに至るまでのロードマップを見せてもらい、引っ張ってもらいたかったんですよね。
今回はそれがなくて、強い魅力を感じることができなかったのだと思います。
FPの場合も同じ
これは、FPの場合でも同じ事が言えそうですよね。
1回限りで終わってしまうFPと、関係が長く続くFPの違い。
1回限りで終わってしまい、その先に繋がらないFPは、未来を見せることができていない。
その場の問題は解決し、顧客は満足してくれるけど、
『この人に付いて行ったら、自分の人生は絶対に良くなる!』
とまでは思わせることができていないので、それで終わり。
一方で、関係が長く続くFPは、顧客がこれから実現できる輝かしい未来を見せることができている。
だからこそ、追加でお金を払っても付いていこうと思うし、関係性も長く続く。
FPにこそ、顧客に未来を見せてあげる力は重要になります。
未来を見せてあげる重要性
大事なのは、顧客に輝かしい未来を見せてあげるには、そういう意図で話をしっかりとしてあげる必要があるということです。
恐らく、僕が体験したピラティスのトレーナーの方も、それをやるだけの力は持っていたのだと思います。
もしかしたら、僕の体を良くする為のロードマップが、頭の中でできていたのもしれません。
しかし、それを説明をしてくれた訳ではないので、通いたいと強く思えるほどの欲求は湧いてきませんでした。
感度の高い顧客ならば、勝手に良い未来を想像してくれることもあるでしょうが、ほとんどの人はそうではありません。
なので、顧客に次のステップに進んでもらったり、長い関係を作っていこうと思うのであれば、実現できる輝かしい未来を描いて見せてあげる必要があります。
それができれば、成約率や継続率が大きく上がり、FPビジネスは飛躍していくはずですし、
『顧客が次のステップに進んでくれない』
という悩みへの処方箋でもあります。
顧客に輝かしい未来を見せてあげることができているかどうか。
ぜひ、あなたも確認してみてください。