オファーは強めでちょうど良い

オファーを強めに言いすぎるとセールスみたいになってしまうからなんか嫌。

例えば、無料相談が終わってコンサルティングを打診する時。

あなたはどのようにお客さんに話していますか?

ついつい「じっくり検討してからお返事くださいね。」とか、

「もしよかったら連絡ください。」とか言っていませんか。

ここで強めに申し込みに勧誘することに躊躇がある方。

ただただ...もったいないです。

ストレートに言うとあなたの売り上げを大きく落とすことになります。

オファーは最低120%増しで

相談の時は、コンサルティング依頼されそうだったのに返事が来ない。

こんなことはよくありますよね。

あれ?その時はあんなに好感触だったのに。

相談してくれたら未来を劇的に改善できるのに。

どうして依頼をためらっているのだろう。

これほど残念なことはありません。

コンサルティングの依頼になるとしたら、返事は遅くても1週間以内に来ることがほとんど。

つまりそれ以上待っても、特別な理由がない限りほぼ依頼が来ません。

理由は単に存在を忘れられただけかと思います。

当日に決断してもらうためにできること

だいたいなんかのセミナーに参加して、その後のバックエンドセミナーに申し込みをする場合は当日申し込みに限るってことが多いですよね。

できればその場で即決。

持ち帰っても当日中の返事。

このような条件を求められることが多いです。

この時に受けてはどう感じるでしょうか?

ストレスに感じると思いますか?

実はそうでもありません。

そもそも興味がなければ何をどうしても次につながりません。

しかし興味があれば、即決を躊躇しているだけの状態です。

この時に背中を押してあげる事が、あなたにとっても相談者にとってもいい未来になる自信があるのならオファーを躊躇してはなりません。

具体的にどうすれば?

定番は、即決値引きですよね。

高額セミナーだと、50万円のセミナーが即決すると399,900円です!

みたいな感じはよくあります。

当日申し込み特典としては響くオファーになることは間違いありません。

その他不動産業界ではよくある方法で、とりあえず申込書を書いてもらうという方法もあります。

ちょっと強引な印象もありますが、ペナルティなく破棄できるとという条件です。

さすがに不動産購入でこれはどうかと思いますが、FP相談(コンサルティング)の場合は、顧客の損失にならないことが前提ですから有効な手立てだと思います。

さすがに即決を迫るのは心理的にきついというあなたは、今日から5日間以内は割引がある。

1日ごとに割引率が下がりますよというアイデアもあります。

こういうのを見ると、「そういうのは...」と思う方が多いと思うのですが、要は申し込むきっかけをどうデザインするか。

このセンスは収益に直結しますということです。

繰り返すようですがそもそもあなたが提供しているサービスに自信があって、顧客の未来を明るく変えられるということであれば、申し込みをもらえない未来のほうが顧客にとっては不利になるわけです。

自信がある方ほど、オファーは強めがちょうどよい。

こういうわけです。

昆知宏
新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

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