昨日私は、無性に
「牛タン」
を食べたくなって、仕事帰りに
スーパーで買いました。
安い焼き肉屋で出てくるような、
厚さ3mm程度の薄い牛タンが9枚で1000円。
スーパーに売っているお肉としては、
そこそこ高いです。
少し迷いましたが、結局買うことにしました。
でも、実は同じスーパーに、
もっとお得な牛タンが売られていました。
量は3倍、価格はほぼ同じ。
価格としては、こちらを買いたかったのですが、
ある理由により、私はお得な肉を買うことをしませんでした。
なぜかというと、、、
なぜ買わなかったのか?
量は3倍で価格はほぼ同じの牛タン。
この、私が買わなかった牛タンは、
「カットされていない牛タン」
でした。
私が買った牛タンと比べると明らかに
3倍くらいの量があったのですが、
私は買いませんでした。
その理由は、あなたもご想像の通りです。
「自分で切ったり、処理したり、食べられる状態まで持っていける自信がなかったから」
です。
もしかしたら、自分でやってみると
意外と簡単なのかもしれません。
でも、やったこともないし、何かグニョグニョして切りにくそうだし、
自分で対処できる自信がありませんでした。
肉業者の立場からすると
一方で、肉の業者の立場からすると、
牛タンを食べられる状態にすることは、
いつもやっていることです。
なので、きっと、
「簡単なこと」
なのだと思います。
肉を切り慣れているでしょうし、
あっという間にカットができてしまう
機械があるのかもしれないからです。
でも、私には、自信はありませんでした。
なので、価格的には3倍くらいする
牛タンを買うことにしました。
つまり、私は、
「面倒なことをやりたくなかった」
ので、3倍のお金を払ったのです。
人がお金を払う理由の1つ
人は、
「面倒なことをやらずに済むため」
にお金を払います。
言い換えると、
「お客様が面倒と感じる部分を
代わりにやってあげるだけ」
で、お金を払ってくれる状態を
作ることができるのです。
しかも、お客様にとっては面倒でも、
事業者側からすると、とても簡単なことがほとんどです。
このことは、牛タンに限った話ではありません。
FPサービスでも同様のことが言えます。
お客様にとっての面倒は何?
FPもお客様が面倒と感じる部分を
代わりにやってあげることができれば、
今までフィーを払ってくれなかった
お客様が払ってくれる状態になります。
また、フィーの金額を上げることも可能になります。
あなたのお客様にとっての「面倒」ってなんでしょうか?
これを見つけることができれば、ほんの少しの手間をかけるだけで、お客様からのフィーを増やすことができるはずです。
是非、考えて実践してみてください^_^
あなたにとっては、とても簡単な事でも、
お客様にとっては、
「面倒でやりたくない」
ということはたくさんあるのですから。