見込み度の高いお客様を逃さない一手

琴似のDONGURI CAFEより
執筆者:中西雅司

  

「朝で眠いはずなのに、、、身体が軽くて快適。そうそう!きっと、ここ最近、毎日スクワットをしているからだ。運動していて良かった~。」

私は、そんなことを考えながら、羽田空港のエスカレーターに乗り、出発ゲートに向かっていました。

でも、何か違和感がありました。

その違和感に気づくまでに、そんなには時間がかかりませんでした。チェックインしようとした瞬間、気づいてしまったのです。

ない。

羽田空港に向かう電車で

今回は、9日間の札幌滞在予定だったので、カバンは2つあったはずなのに、1つがなかったのです。

そりゃ、身体が軽いですよね。

決して、スクワットのおかげではありませんでした笑

思い返してみると、どうやら、羽田空港に向かう電車の網棚に置いたまま、電車を降りてしまったようです。

しかも、駅員さんに聞いてみると、その電車に乗ったまま、折り返していってしまいました(印西牧の原行)。

取りに行こうとも思いましたが、カバンの中に貴重品も入っていないですし、時間も迫っていたので、新千歳空港行きの飛行機に乗ることにしました。

選択肢が多いお店

そんなトラブルから始まった、今回の札幌でのワーケーションですが、今回も楽しみながら仕事をしています。

今は、札幌の琴似という場所にあるDONGURI(どんぐり)というパン屋さんに併設されたカフェでこのメルマガを書いているのですが、

ここのパン屋さんは、とても種類が多くて、見ているだけで楽しいお店です。

ですが、こういう種類が多いお店で発生しがちな問題として、

「選択肢が多すぎて選べない」

ということがありますよね。

結果、選べなくて買うのをやめてしまうというのもありがちです。

ですが、そんな風にならないよう、このお店では工夫をしています。

それは、

「人気商品」

「一番人気」

といった表示です。

こういう表示がしてあれば、迷ったとしても選びやすくなりますよね。

FPも活かせる

この考え方や方法は、FPのホームページにも活かすことができます。

私は仕事柄、FPの方のホームページのアクセス状況を見ることがよくありますが、どんなにホームページをしっかり作ったとしても、ホームページに来た方の90%以上は問合せすることなく、離脱します。

これには様々な要因がありますが、要因の1つとして、

「相談に関心があるのに、選べなかった」

というものがあります。

特に、相談メニューが多い場合に、そうなりがちです。

見込み度が高いお客さんを逃さない

なので、複数のメニューを作っているあなたの場合には、パン屋さんのように、

「一番人気はこちら」

「人気サービス」

「迷ったらこちら」

などの記載をすることで、お客さんが選択しやすくなります。

そうすることで、問合せにつながる見込み度が高いお客さんを逃しにくくなります。

簡単にできることなので、ぜひやってみてください。

P.S.

ちなみに、今回、電車に忘れてきた荷物は、色々と鉄道会社に電話をしましたが、終点の印西牧の原(千葉県印西市)で預かってくださっていました。

妻にお願いして取りに行ってもらう必要があるかもと思っていたのですが、着払いでの発送が可能とのことだったので、送ってもらうことができ、無事受け取ることができました。

駅員さんにはご迷惑をおかけしてしまいましたが、良い経験になりました。

そのカバンには、マフラーも入っていたのですが、今日は気温が10度でだいぶ寒いので、早めに届いて良かったです。

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

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