つくばの自宅より
執筆者:石塚 駿平
「あなたにとって"当たり前"の知識は、誰かにとって"人生を変える"知識になり得る」
これは、僕が使っているマーケティングのシステムを作っている会社のCEOの言葉です。
Kajabiというサービスで、講座やオンラインスクール、コミュニティなどを運営する専門家に愛用されています。
そんなサービスを統括しているCEOが、最近発信してたメッセージの中にこの言葉がありました。
その道の専門家が集まる場において、この言葉が出てくるということは、きっと専門家であれば誰しもが陥ってしまう可能性が高いものなのでしょう。
もちろん、この言葉はお金のことを教える専門家であるFPにもバッチリ当てはまるものです。
"当たり前"だと価値を低く見積もっていないか?
この言葉に続くメッセージはこうです。
あなたはこれまでに自分のやり方を磨き上げてきました。
何がうまくいくかも分かっています。
何年もかけて作り上げた知恵や方法論は、今では当たり前のように使えるものになっているでしょう。
そして、それがあまりに「当たり前」になっているがゆえに、その価値を低く見積もってしまっているかもしれません。
しかし、現実はこうです。
あなたにとって当たり前のことこそ、顧客が必死に探し求めている"突破口"なのです。
彼らに必要なのは、さらなる情報ではありません。
実際に顧客が感じる価値はどこ?
どうでしょうか?
FPというのは、幅広い知識が必要な職業です。
ある分野の知識を学べば、
「自分の知らない知識がたくさんある・・・。ちゃんと勉強しなきゃ。じゃないと顧客の質問に答えられないし、満足してもらえないかもしれない・・・。」
と不安にかられることもあるでしょう。
でも、実際に顧客が感じる価値というのは、高度な知識の何歩も手前にあったりするものです。
衝撃を受けた価値の所在地
例えば、これは僕が大きな衝撃を受けた話なのですが・・・
去年、
『資産形成コンサルで一般の顧客から20万円超のフィーを頂く』
というノウハウを、島根県のFPである細川豪さんに公開してもらいました。
その中で語られていた話の中に、
「実は、顧客が価値を感じてくれるのは、ポートフォリオの話だったり、銘柄選びの考え方を学ぶというのもありますが、"口座開設を手伝ってくれる"という所に大きな価値を感じてくれていたりするんです。」
というものがあったのです。
口座開設のサポートというと、全然難しい話ではないですよね。
「そんなことで高いお金をもらえるはずないじゃん。」
と思うはずです。
でも、顧客が感じる価値というのは、そういった当たり前の所にあったりするのです。
あなたの"当たり前"が顧客の人生を変える
どうでしょうか?
FPビジネスの中では、
『自分の提供するサービスに対して、自分がどう感じるか?』
ということではありません。
それよりも100倍大切なのは、
『顧客がどう感じるか?』
ということです。
そして、顧客が感じる価値というのは、専門家であるあなたが思っているよりも何歩も手前に存在していることが多いように思います。
特に何か新しいことや、深い分野を勉強していると忘れがちになってしまいますが、あなたにとっては
「それくらいは当たり前でしょ」
という知識が、顧客の人生を変えることになったりするものです。
なので、ぜひこの視点を忘れないで下さいね。