@FPライズ東京オフィスより
新潟ではまだ雪が降っていたこの日、
日本に来た石塚さんに新幹線に乗って会いに行ってきました。
この日、石塚さんはホームページ制作セミナーを開催。
実は私が石塚さんと初めて出会った時、
石塚さんはホームページの作成代行の仕事をしていました。
最近WEBの作成代行を行わなくなっていた石塚さんが数年ぶりにまたするというので
原点に立ち返るという意味を含めて気になって見に来てみたのです。
私は5年前の開業準備中、石塚さんに開業準備資金の大半を託し
ホームページを作成してもらいました。
出会いのきっかけは東京に行った時のセミナーでたまたま参加者として席が隣だったというだけでした。
今になって思えばこれ以上ない幸運に尽きるわけですが、
日常的にホームページを作ってくれる人を探していたので引き寄せの法則が発動していたのだと思います。
結果がでるホームページを作りたい作りたい、、作りたい、、作りたいと日々呪文のように考えている方が、
きっと今日の石塚さんのセミナーに引き寄せられたのでしょう。
WEBはホームページ制作会社に依頼すると高確率で失敗します。
今ならそれが手に取るように分かります。
それは間違いありません。
なぜかというと、
お客さんにとって分かりやすいページよりもクライアント(FP)にとって、
キレイで美しく見やすいホームページを作ってしまう傾向があるからです。
常に大事なのはお客さんである
「ホームページがみやすくてきれいだから相談に来ました~!」
こんなふうに言ってくれれば、
デザインセンスのある人に依頼すればいいだけの話です。
こんなことまずないですよね。
ホームページ制作会社のお客さんはあなたの見込み顧客ではなくてFPであるあなた自身ですから
依頼主であるあなたのニーズを満たすことを重視します。
そのため本来は成約に全く影響を及ぼさない見た目の美しいデザインに凝ったりと
どうしても自分目線のWEB構成になってしまいがちです。
お客さんからすればそこはあまり関係ないのです。
例えばネットで居酒屋を探すときもきれいなホームページのところではなくて
ホームページがなかったりダサくても食べログで口コミがいいところに行きますよね。
見込み客の不安や悩みを解決できるか
FPのような無形サービスの場合、
問い合わせが来るホームページに共通していることは、
顧客の不安を悩みを明確に解決できそうかどうかということです。
分かりますか?
例えば資産運用の相談をしたいと思った時に、
「資産運用が得意です。」
という情報だけではちょっと相談したいとは思いません。
何を提案されるか分からないし、実際は保険屋さんかもしれません。
例えば私はポートフォリオの組み方で悩んでいてそこを相談したかったので
・保険屋さんではない
・商品を販売しない
・フィー型のビジネスモデルである
・得意ジャンルは積立投資
の専門家である必要がありました。
ホームページでこれらの情報が確実に分かるFPを探し相談をお願いしたのです。
ホームページのデザインは普通でしたが情報量がとにかく多くて、
自分にピッタリと思ったからです。
ここで言いたいのは、
ホームページが見やすくてきれいで漠然と資産運用が得意です!
というFPには相談を申し込む気はしないということです。
難しい言葉は使わない
これは自分に置き換えると本当によく分かるのですが、
ある程度知識がないと相談をしてはいけないのではないか!?
お客さんが思ってしまうFPのホームページもよく見かけることです。
専門家にとっては当たり前の言葉でも素人から見れば未知なる言葉はたくさんあります。
これらの言葉がたくさん出てくると
・相談にいってもバカにされるのではないか
・笑われてしまうのではないか
・こんなことで相談にきたのですかと
言われてしまうのではないか
とお客さんはあなたが思っている以上にいろんな感情を持ちます。
特にFPに相談するということは、
多くの人にとって身近で日常的なものではありません。
勇気をもって相談に来られているのです。
WEBにしろ情報発信にしろ、
キーポイントはどれだけ相手の気持ちを理解できているかです。
なので明確に、
「知識がなくても大丈夫です!」
と書いておくだけで問い合わせのハードルをぐっと下げることができます。
言い方を変えれば、
お客さんの不安や悩みを解決できそうだと思ってもらえ、
私でも行っても全然大丈夫そうだ!
と感じてもらえるホームページは集客できるということです。
意外と出来ていない人が多いのでこれはチャンスでもあるのです。