苦手なことにチャレンジすべきか?

自宅オフィスより
執筆者:中西雅司

  

「苦手なものほどチャレンジしてみると『運』がついてくる」

これは、萩本欽一さんの言葉です。

もちろん、苦手なものよりは、「得意なものに集中をしたほうが良い」という考え方もあると思います。

その考え方もわかりますし、そのほうが最終的には効率的だと思います。

ですが、私は、どちらかと言えば、萩本さんのように、

「苦手なものも、どんどんチャレンジしたほうが良い」

という風に考えています。

その理由は、大きく2つあります。

理由1:「苦手=食わず嫌いのケース」

1つ目の理由は、苦手なものの中には、

「苦手だと、思い込んでいるだけ」

のものが、含まれるからです。

いわゆる、

「食わず嫌い」

です。

例えば、ナマコというのは、見た目はとてもグロテスクですが、食べてみると意外に美味しかったりしますよね。

それと同じように、

「実際やってみたらできるのに、苦手だと思い込んでしまっている」

というのはよくあることです。

なので、食べたことがないものは、まずは一度は食べてみる。

やったことがないことは、まずは一度やってみる。

その心がけでチャレンジしていく。

もしかしたら、全然苦手ではないかもしれませんし、

「逆に、大好きになる可能性さえ秘めている」

わけですから。

理由2:「できないから苦手のケース」

苦手なことにもチャレンジしたほうが良いと考える、もう1つの理由。

それは、

「できるようになれば、だいたいのことは苦手ではなくなる」

からです。

最初は苦手なことだったとしても、しばらくやっていくうちに、人は成長します。

そうすると、次第にできるようになっていく。

できるようになってくると、だいたいのケースは、苦手意識はなくなります。

例えば、私の場合は、FPとして独立した当初は、セミナーで話すというのは、かなり苦手意識がありました。

実際、最初の3回くらいは、あまりうまくできた感じもなく、苦手意識が残っていました。

心のなかで、

「どうしたらうまくできるんだろう・・・」

などと、悩み続けていたこともありました。

ですが、、、不思議なことに、4回目のセミナー講師くらいから、うまくできるようになってきました。

結果、苦手意識もなくなり、セミナーで話すことについて、自信を持つことができるようになったのです。

このように、できるようになれば、だいたいのことは苦手ではなくなります。

なので、あなたもぜひ、どんどんチャレンジしていってほしいと思います。

どうしても苦手なものは任せる

とはいえ、何度やってみても全くうまくいかないというものもありますよね。

そういったものは本当に苦手なのだと思いますので、人に任せたら良いと思います。

できるようにならないことを続けることは辛いですしね。

実際、世の中には様々な分野の専門家がいらっしゃいます。

なので、上手にお力を借りることによって、事業を効率よく成長させていくと良いと思います。

あるいは、FPの仲間同士で助け合うというのも良いですね。

1つの視点として参考に

今日は、

「苦手なことにチャレンジするべきか」

というテーマで書いてきました。

今日のテーマに対しては、色んな考え方があると思いますので、1つの視点として参考になれば嬉しいです。

これからも、あなたの活躍を心から応援しています。

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

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