あなたのホームページは、こう見られてる・・・【パート3】

石塚駿平

前回の続きからお話していきます。

これで最終回です。

 

前回まで、どんな基準で選択肢を

絞ったのかについてお話をしました。

 

そして、候補が3つくらいになったのですが、

その中からどうやって1つの歯医者に決めたのか・・・

 

その決定に影響を与えたものについて

お伝えしていこうと思います。

 

 

8、お客様の声

 

 

やはり、お客様の声がある所は信頼感がありました。

 

特に、、、

 

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「他で抜くしか無い」と言われたけど、

ここで治療したら大丈夫でした!

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というお客様の声があった所は本当に心を動かされました。

 

「自分と似た状況の人が助かっている」

という証拠だったからです。

 

 

【これをFPとしてどう考えるべきか?】

 

 

「自分と似た状況の人が問題を解決した」

というお客様の声は最強です。

 

例えば、保険ショップで受けた提案に対して不安に思い、

どうしようかと思い悩んでいる人がいたとします。

 

この人が、

 

「保険ショップで受けた提案のセカンドオピニオンを

聞きたくて相談したんですけど、相談して正解でした!」

 

というお客様の声をホームページ内に

見つけたらどうでしょうか?

 

問い合わせに繋がる気がしませんか?

 

自分がアピールしたいことを第三者の声という形で伝えられると、

本当に強いアピールになります。

 

 

9、資格

 

 

そのホームページの歯医者さんが持っている

資格も選択に影響を与えたと思います。

 

ある歯医者さんは、以下のような資格をアピールしていました。

 

・マスターオブサイエンス

・米国補綴歯科学会認定医

・米国ペンシルバニア大学歯科医師卒後研修優秀指導賞受賞

 

「マスターオブサイエンスって何だよ?

科学をマスターしてるの?」

 

「2番目のやつは、、、漢字が読めない・・・」

 

「ペンシルバニア大学はスゴそう。。

でも、えーと、卒業後の、、、研修の賞?

いや、研修の指導の賞??結局何なんだ。。。」

 

よく考えたらこう思いますが、

こういう資格って、あるとスゴそうじゃないですか?

 

意味はわからなくても、何だかスゴい人だと思いました。

 

きっと、あなたもこの資格がある人とない人を比べたら、

ある人の方がスゴそうに感じるのではないでしょうか。。。

 

 

【これをFPとしてどう考えるべきか?】

 

 

アピールできる資格があるのなら、

必ずホームページに掲載しましょう。

 

お客さんが何の資格かわからなくても、

資格を持っている人の方が信頼できると感じます。

 

例え1日研修すれば取れるお手頃なものでも、です。

 

もしあなたが、「こんな資格、簡単に取れるよ・・・」

と思っても、ほとんどのお客さんはそんなこと知りません。

 

何か肩書きがあることで、

「この人は○○の専門家なんだ」と感じてくれます。

 

また、資格証書などの画像がある場合は、

それも併せて載せると信頼感がアップします。

 

 

10、実績

 

 

立派な実績を載せている所には惹かれました。

 

「年間症例数600以上」

「15年間この治療専門でやっている」

 

 

など、今までの実績を載せている所は安心できます。

 

また、「東京にあるけれど、わざわざ

4時間かけて東北からいらっしゃる方もいます。」

 

ということを載せている所がありましたが、

ここは良いと思いました。

 

わざわざ遠くから通う人がいるくらいだから、

高い技術力があるんだろうと感じたからです。

 

 

【これをFPとしてどう考えるべきか?】

 

 

もし載せられる相談実績や、

経験年数があるのなら積極的に載せましょう。

 

実績のある所に人は相談したいものです。

 

また、実績を示せるような事実があれば

積極的にそれを伝えるのも良い方法です。

 

・例えば、引っ越しをしてからでも相談にくる人もいる。

・80%以上の人が繰り返し相談をする

・金融機関向けに指導をしている

 

等です。こういった事実があるのならば、

それを伝える事によって信頼性を高める事ができます。

 

 

ここからどんな教訓が得られるか

 

 

さて、ここまで僕が歯について悩みを抱え、

それを解決する為に歯医者をインターネットで

調べるプロセスを見てきました。

 

このようにネットで何かを選択する時には、

人は複雑な手順をたどります。

 

そして、様々な要素が選択に影響を与えます。

 

こういったことを観察してみると、

色々な気付きがありますね。

 

例えば、、、

 

 

人は、問題が深刻だと情報を詳しく調べる

 

 

抱えている問題が深刻だと、

一生懸命情報を探そうとします。

 

FPの場合だと、

 

・保険ショップに行って話を聞いた後

・不動産屋の話を聞いた後

・住宅ローンの審査に落ちた後

 

こういった時に不安を感じると、

かなり一生懸命情報を集めようとします。

 

そして、こういった人は問い合わせを

する可能性が非常に高いですね。

 

なので、こういった人に自分のホームページを見てもらい、

問い合わせをしたいと思ってもらうことができれば、

集客をすることができます。

 

例えばあなたも、自分が糖尿病だとわかったら

糖尿病に関する情報を片っ端から集めると思います。

 

そういった時に自分がどんな行動をするのかを考えて、

どういった情報が載っていれば問い合わせをしたくなるのか、

それを考えてみるのもいいですね。

 

そうすれば、自分のホームページから問い合わせを

獲得する方法というのが見えてくるはずです。

 

 

載っている情報だけで判断する

 

 

また、今回の経験を通して僕が再認識したのは、

「ホームページに載っている情報だけで判断するしかない」

ということです。

 

もしかしたら、選択肢から外した歯医者の中には、

ものすごい腕のいい人もいたかもしれません。

 

しかし、それがホームページを見てわからなかったら、

そこは選ばれません。

 

逆に、例えやぶ医者でもホームページを見て

「ここ良さそうだな。」と思ったら予約の電話を入れるでしょう。

 

どんな情報をホームページに載せるか。

これは本当に重要です。

 

自分のお客さんとなる人は、

 

どういった問題を抱えて・・・

どんな風に情報を探して・・・

どんな判断基準で決定をするのか・・・

 

 

それを理解して、

そういった人が自分のホームページを見て

問い合わせをしてくれるにはどうすればいいのか考える。

 

どんな情報が必要か、、、

どんなことを言ったら反応してくれるのか、、、

どんな結果を望んでいるのか。

 

ここまで考えるのは面倒に思うかもしれませんが、

ネット集客を成功させる為には必要な考え方です。

 

この話、参考になりましたか?

石塚 駿平
株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。

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