2015年が始まりましたね。
きっと、あなたも『今年の目標』を
立てたかと思います。
僕もいくつか目標を立てました。
それらの目標を達成する為に
何が必要なのかを考え、
年間の行動計画も考えました。
ただ、それだけではありません。
それと同時に、あることを行いました。
『やらない』ことを決める
それは何かというと、
『何をしないか決める』
ということです。
2015年はこれをやろうという
目標を立てると同時に、、、
『これはやらない』
という仕事を決めて行きました。
具体的にはどのようなことを
しないと決めたのかというと・・・
新規の仕事を受けない
まず、新規の仕事の引き受けを
かなり制限するようにしました。
色々と基準はありますが、
『お互いのことをよく知っていて、
理念を共有できる人』
からでないと僕が仕事を
引き受けることはありません。
例えお金を積まれても、
断ることになるでしょう。
偉そうに「金払うからやってよ」
っていう態度の人は嫌いです。。。
正直な話、僕自身は全く集客に
対して問題を持っていません。
どちらかというと、依頼を
断るのに困っている状況です。
(これは、ある程度マーケティングが
わかっていれば実現できることです)
また、僕がこの事業を行っている理由は、
『FPがお客さんの役に立ちながら
十分な収益を上げる形を実現し、
そのモデルを世の中に広めること』
です。
この考えに共感してくれる人の方が
圧倒的に仕事をしていて楽しいですし、
同じ方向を向いて仕事ができるはずです。
今の仕事の一部をやらない
また、今自分で行なっている
業務の一部をやらないことにしました。
これは、自分のリソースをより
生産的な活動に集中させる為です。
『自分がやっているけれど、
人に任せることが可能な業務』
に関しては、できる限り自分で
やることをやめたいと思います。
その為の仕組みや体制を整え、
実行に移して行く予定です。
アイデアを実行しない
僕の頭の中にあった、
『やれば成功するであろうアイデア』
の一部も捨てることにしました。
それらは全て、やればそこそこの
結果は出ると思われるものです。
しかし、自分の時間は限られています。
それらのアイデアを全て実行する為には、
絶対的に時間が足りません。
なので、”そこそこの”アイデアに
関してはバッサリと切り、他の良い
アイデアに集中することにしました。
やらない決断
こういった決定の根底にあるのは、
『それができるということは、
それをやるべき理由にならない』
という考え方です。
自分の目の前に、
『自分ができること』
があると、何も考えないで自分が
やるという決断をしがちです。
しかし、それではいけないのです。
本当の判断基準は、
『できるかどうか』
ではなく、
『やるべきかどうか』
です。
この観点が抜け落ちていると、
効率的に時間を使うことはできません。
『経営者の仕事は捨てること』
という言葉がありますが、
それは全くその通りだと思います。
故スティーブ・ジョブズも、
自分たちがやった事と同じように、
やらなかった事を誇りに思う。イノベーションとは、
1000もの事にNOと言う事なのだ
という言葉を残しています。
(ただ、これはスタートアップの
時期には当てはまらないので注意して下さい。
“とりあえずやってみる”という
考えが重要な時期もあります。)
何を捨てますか?
さて、今年のあなたは何を
『やらない』ようにしますか?
その決断は、あなたのビジネスを
効率的に変える可能性があります。
目標を立てたであろう今でも、
何を『やらない』のか考えることは
できるはずです。
ぜひこの考え方を取り入れて、
今年を生産的な1年にして行きましょう!
それでは、本年もよろしくお願いします。