え!?こんなことでFPの価値が上がるの?

石塚駿平

トロントでのカンファレンスで
講演を聞いていた時のことです。

胸に圧迫されたような痛みがあり、
話に集中するのが少し難しくなりました。

その痛みは少しずつ大きくなっていき、
さすがにこれはマズイかな・・・

と思ったので、会場を出て
タクシーで病院に行きました。

緊急外来に行って、胸の痛みを
訴えるとすぐに心電図を取られます。

その心電図を取っている最中ですが、
そのモニターをたまたま見た女性の看護師が、

「え、ちょっとこれ誰の!?」

と言っているのが聞こえました。

あっという間に手術室へ

その言葉を聞いて状態は良くなさそうだな・・・

と思ったのですが、案の上かなり
緊急な状態だと判断されて、
そのままベッドに乗せられて手術室へ。

あれよあれよという間にカテーテル手術の
準備をされて、カテーテルを心臓まで入れられました。

メルマガを前から読んでいる方は知っていると思いますが、
2018年にも同じようなことがあり、カテーテルは経験済みです。

そういう訳で、割と自分の体の状態が
わかっていたので落ち着いてモニターを見ていました。

カテーテル検査の結果は問題なかったのですが、

「どうなるかはわからないので今日は病院にいて下さい」

と医師に言われたので、そのまま病院で一夜を過ごすことに。

非居住者が海外の病院に行くと

このような発作は前にもあって、
日本で入院や検査をしていたのですが、
最終的に問題ないということになっていました。

しかし、それと似たようなことがまた起こってしまったようですね。

完治したと思っていたので残念です・・・

そして、びっくりしたのは病院の費用です。

海外で病院に行くと高いというのはよく聞く話ですよね。

なので、わかってはいたのですが、
カナダに居住権がないと、、、

・診察を受けるだけで10万

・集中治療関連の病室に入院すると1日で60万

・カテーテル治療で40万

という感じで、軽々と100万円を越していきました。

カナダ人は無料だけど・・・

海外旅行保険が適用になれば問題はないのですが、
アメリカ等で

「治療を受けたくてもお金がないから受けられない」

という人がいるのを肌で実感しました。

ちなみに病室隣になったのはフレンドリーな
カナダ人がいて、桃やらさくらんぼをくれました。

優しいですね。

彼はギターを病室に持ってきていて、
たまに弾き語りをしていました。

日本では考えられないですが、
病室が小さなライブ会場になったみたいで楽しかったです。

なんで入院しているのかを聞くと、

「心臓移植を待っていて、もしかしたら今日が手術の日になるかもしれないんだ」

とのこと。

うまくいくことを祈るばかりです。

カナダでは医療費は無料で、心臓移植も無料(!)で受けられるみたいです。

高額の手術も無料というのはすごいですね。

退院をしたかったけれど・・・

そんな感じで病院で過ごしていたのですが、
ある程度自分の体の状態はわかっていて、
問題なさそうなのですぐに病院を出たいと思っていました。

その旨をカテーテル手術を受けた当日に医師に伝えると、

「明日の朝にまた様子を見に来るから、
その時の体の状態を見て問題なさそうだったら大丈夫」

とのこと。

という訳で、1日だけ病院で過ごしてすぐに退院をする気満々でした。

問題が発生

しかし、ここで問題が発生します。

待てども待てども、医師が来ないのです。

看護師に聞いたら、

「その日の忙しさにもよるけど、
9:30から12:30の間に来るはずよ」

とのことでした。

しかし、13持を過ぎても来ない。

14持を過ぎても来ない。

というわけで、何度も看護師に

「医師が来ないんだけどどうなっているの?」

と聞きまくりました。

その結果は?

そして、最終的に医師が来たのは16時ごろ。

朝と言われたのに大幅に時間がオーバーしました。

トロントという大都市の病院だからでしょうか・・・

何はともあれ、大変でしたが退院をすることができました。

その日のうちにナイアガラの滝に行く予定だったのですが、
なんとかバスに乗って行くことができてよかったです。

(ちなみにナイアガラの滝は、船に乗って滝に近づくツアーが楽しかったです。びしょ濡れになりました)

マメなコミュニケーションの価値

この体験を通して感じたのは、

『マメなコミュニケーションには大きな価値がある』

ということです。

もし、看護師や病院のスタッフから、

「今、担当の医師が忙しいので来れません」

とか、

「こういった状況になっています」

という報告があれば、そこまでイライラすることはなかったでしょう。

そして、病院に行く前に聞いていた講演で学んだことがあります。

それは・・・

『資産運用に関するアドバイスよりも、月に1回のレポートを送るほうが顧客は価値を感じる』

ということです。

例え状況を報告するだけでも、マメなコミュニケーションにはそれだけの価値があるのです。

これは、特に顧問契約をしているFPは参考になる情報ですね。

そうでなくとも、参考にできる事実だと思います。

面白いことに、僕はこの教訓を身を持って学んだわけですが・・・

あなたは、この事実をどう活用できそうですか?

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この記事を書いた人

石塚 駿平

株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。2019年はカナダを生活の拠点にしながら活動中。

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