先週の金曜日に、ある方の
出版記念講演に行ってきました。
ジャンルとしては自己啓発系なのですが、
役に立つ考え方があったので
シェアをしたいと思います。
この考えを知れば、お客さんや同業者に
感じるイライラをかなり軽減できるはずです。
イラっとする瞬間
例えば、こんな時は誰も”イラっ”としますよね。
・4時間もかけてお客さんに提案書を
作ったのに、あっさり断られてしまった
・「お前のやり方は間違っている」
と同業者から言われた。もしくは、
遠回しにそう言っている気がした
・セミナーを開催したら、参加者から
「当たり前の内容だった」と書かれた
これでイラっとしたり、落ち込んだりしない
人はなかなかいないんじゃないでしょうか?
僕もこういう状況になったら
結構へこむと思います・・・。
相手の○○を認める
しかし、こういった状況でも、
自分の感情をしっかりとコントロール
する方法があるのです。
それはどのような方法かというと、
『相手の”選択する自由”を認める』
という考え方をするのです。
どういうことか?
例えば、自分の書いた記事を見た人が
「この記事はダメだな〜」
という感想を言ってきた時。
こんな時は、
『相手には自由に考えたり、
考えを言ったりする権利があるんだ』
と一歩引いて考え、
相手のことを認めてあげるのです。
まあ、僕も色んなことを見聞きして
批判的な気持になったり、
批判的なことを言うことは多々あります。
退屈なセミナーに参加してしまったり、
つまらない映画を見たり、
中身の薄い本を読んだり。。
そんな時には、
批判的なことを言うこともあるでしょう。
これは、きっとあなたも同じですよね。
そして、こういった批判的なことを
言っても、大抵はすぐに忘れてしまいます。
そんなたわいのない感情です。
でも、こういった感情を自分に向けらると、
過剰に反応してしまうんですよね・・・
しかし、このことを理解して、
相手の”選択する自由”を認めてあげれば、
自分の気持をコントロールしやすくなります。
有名著者でも発散する!?
ただ、セミナーで話していた講師の方は、
『イラっとしてもOK』
だと言っていました。
本を何冊を書いている著者でも、
アマゾンのレビューで『薄い内容だった』
と書かれたらカチンと来るらしいです。
そんな時は、同じような立場で
本を書いている人とご飯でも食べながら、
『お前の読み方が薄いんじゃボケ〜!』
と笑いのネタにして楽しんでるそうです。
それでいいんだ、と言っていました。
しかも、一緒に行く人というのは
ベストセラーになってテレビにも
出てる有名な女性著者だったり。。
う〜ん、、、
意外とみんな発散してるんですね。
この考え方の注意点
ただ、この考え方をする時には
1つ注意しなければならないことがあります。
それは、相手の勝手だからと言って
自分の努力を怠ることです。
例えば、お客さんにサービスを
申し込んでもらう時。
『選択するのは相手の自由だ』
と決めて、十分にサービスの魅力を
伝えずに終わってはいけません。
けっこうな割合で、
『選ばれなかったら、それは
お客さんの選択だから仕方がない』
と言ってそれで終わりの人がいますが・・・
そういった場合、サービスの魅力を
十分に伝え切れていない場合があります。
例えば、
・サービスに申し込むと
どんな良いことがあるのか?
・逆に、申し込まないと
どんな損失があるのか?
・なぜ、今申し込まないといけないのか?
などなど。
こういった価値を伝え切った上で、
相手の”選択する自由”を認めてあげましょう。
気持ちのコントロール
ここまでをまとめると、、、
自分の気持ちをコントロールするには、
まずは相手の”選択する自由”を認めてあげる。
そして、必要だったら気持ちのはけ口を
作ってあげる、ということですね。
あなたも物事に対して勝手に意見を持ったり、
何か口に出して言うのと同じように、
他の人もそれぞれ色んな反応をします。
それを押さえ込もうとすると、
自分が辛くなってしまうはずです。
それに、自分を否定するようなことを
言われると、すごく重く受け止めて
しまいますが、、、
意外と言っている方はそんなに
気にしていないですからね。
(3日たったらころっと忘れます)
・・・
さて、今回は僕が得た気付きをシェア
しましたが、参考になったでしょうか?
この話を聞いて、ちょっとでも
気持ちをラクにしてもらると嬉しいです。
これからも頑張りましょう!