つくばの自宅より
執筆者:石塚駿平
今年になってから、AIエージェントの躍進がすさまじいですね。
AIがAIを開発するのに使われることで、性能の向上が指数関数的に起こっている気がします。
その中で気がついたことがあるのですが、以前にメルマガで
『AIエージェントが仕事をするのに、わずかなお金を払って作業を効率的に行う"マイクロトランザクション"というものが一般的になる』
という旨の話をしました。
■AIにおつかいをさせる時代
https://fprise.com/fp_stablecoin_jpyc/
これを書いた時は、
『こんな未来が来るだろうな〜』
と空想にふける気持ちで書いたのですが・・・
なんと、もう自分でそういうAIエージェントの使い方をしているんですよね。。
この記事を書いたのは2025年の10月末。
つまり、1年もまだ経っていないのにその未来がやってきたということになります。
実際、何に使っているの?
どんな風に使っているかというと、例えば画像を作りたい時。
現時点ではOpenAI(ChatGPTの会社)が出しているgpt image 2.5という画像生成モデルが優れているので、いつも使っているClaude Code(クロードコード)に
『この画像を作る時は、gpt image 2.5を使って作って』
と指示を出します。
そうすると、Claude Codeがその画像生成モデルにアクセスをして、1つ画像を作るたびに数円を払う、という仕組みになっています。
1枚あたり6円ほどです。
これをAPI連携といって、この仕組みがあることで他社のAIモデル等を使うことが可能になります。
他にもこんなことができる
他にも、自分そっくりの声を作れるFishAudioというサービスにAPIでアクセスをして、150円くらいで40分の長さの音声を作ったりしています。
あと、FPライズではfreeeという会計サービスを使っているのですが、その数字をAPI連携で取ってきて、AIに数十円で月次決算レポートを作らせたりもしています。
こんな感じで、
『AIエージェントに他サービスにアクセスさせて、望む成果物を生成させる』
という形でマイクロトランザクションが起きています。
僕は今けっこうAIを使い込んでいるのでこういった使い方をしており、ほとんどの人はこういった使い方はしていないでしょう。
でも、きっとこういった使い方はもっともっと一般的になっていくはずです。
ちなみにですが、OpenAI(ChatGPTの会社)の売上は、自社のサブスクが約6割、APIが約3割だそうです。
APIでの売上額は年間約120億ドルで、2兆円弱くらいなので、塵も積もればとてつもない額になることがわかりますね。
AIエージェントを使いこなす方法
AIエージェントを使い慣れてくると、API連携などを使ってできることがだんだんと増えていきます。
こうなるととーーーーっても楽しいのですが、多くの人は、
『AIエージェントとか、AIがなんかすごいって聞くけど、どうしたらいいのかわからないんだよね』
という所で止まっているかと思います。
もしかしたら、あなたもそうかもしれませんね。
もしそうであれば、個人的におすすめの方法があります。
この心構えがカギ
それは、まずAIエージェント機能(AIが自分の代わりにファイルを作ってくれたり、作業を覚えてやってくれる機能)があるサービスを使うこと。
ChatGPTを使っていたら、Codexを使うことができますし、Claude Codeは月額20ドルかかりますが結構な量の作業をこなせます。
そして、自分の仕事をAIエージェントに代わりにやってもらう。
部下に仕事を渡す要領で、なんでもかんでもやらせてみる。
僕は、
『全ての作業をAIができる前提でやってもらう』
という考え方で使っていたら、自然と使いこなせるようになってきました。
わからないことがあったら、なんでも疑問をぶつければ答えてくれるので、AI自体がマニュアルであり教科書です。
この心構えさえあれば、AIエージェントを使いこなすことは難しくないので、ぜひトライしてみてください。
自在に活用できるようになると、本当に世界が変わりますよ。