つくばの自宅より
執筆者:石塚駿平
生成AIによって、動画が簡単に作れるようになってきましたよね。
まだ完全とは言えないですが、実際の映像と見間違えるようなものも出てきており、実物とAIが作った動画の見分けはだんだんできなくなっていく気がします。
また、マーケティングでも動画を気軽に作って使えるようになってきたので、今後はそういったツールを使いこなすことが重要になってきそうな予感です。
と思っていたら、妻が自分のビジネスに使う動画をサクッと作っていました。
使っていたのはFiverrという世界的なクラウドソーシングサイトで、なんと20ドルでフェイスブック広告用の動画を作る人を発見したとのこと。
「え、3,000円くらいで動画作れるの!?」
とびっくりしたのですが、成果物を見てみると結構しっかりしているのです。
尺は15秒程度ですが、音声ナレーションがしっかりと入っていて、そのナレーションに関連する動画がしっかりと差し込まれています。
この結果には、正直かなり驚きました。
激安で動画を作成できる理由
詳しく話を聞いてみると、作成者の人はどうやらパキスタン人のようです。
パキスタン人の賃金を調べてみたら、平均年収が6万と出てきました。月収じゃない?目を疑ったのですが、どうやら貧富の差がめちゃくちゃに激しいからみたいですね。
そういった国の人がやっているというのもあって、AIを使った動画作成が激安でできているのでしょう。
技術が進むと、もっと安くなりそうですね。
また、僕が個人的に面白いと思っているのは、AIに自分の動画を学習させて、あたかも自分が喋っているようにできる生成AIです。
例えば、Youtubeにアップする動画を作ろうと思うと、噛んでしまった所をカットしたり、編集をするのに結構時間と労力がかかるんですよね。
それを、AIで作った自分に喋らせることができたら、編集の手間がなくなりそうです。
そしてシナリオや台本もAIに作らせたら、自分はだいぶ楽をしながら動画を作ることができそうですね。
主戦場はテキストから動画へ
こういった未来はもうすぐそこまで来ていて、通信技術の向上などもあいまってどんどん広がっていくんじゃないかと思います。
また、動画コンテンツが溢れたことで世界中の人達が動画に慣れてきました。
2023年に行われた動画マーケティングの調査によると、72%が動画を通じて新しい製品やサービスについて学ぶ方が、テキストや画像を見るよりも効果的だと回答しています。
現時点でそうなので、Webマーケティングの主戦場はテキストから動画に移行していくことは間違いありません。
一度わかりやすい動画に慣れてしまったら、テキストよりも動画の方を好むようになるのは自然な流れですしね。
撮影が苦手でも大丈夫
という訳で、これからの時代のマーケティングでは、動画を使うことの重要性が増してくると考えています。
ただ、今までの常識だと
「自分は撮影されるのは苦手だから、動画はやりにくいな・・・」
となっていたものが、生成AIの登場により状況が変化していく予感がします。
自分のアバターを作って喋らせることもできますし、人物を登場させなくてもアニメーションやCGを使った動画を安価に作ることができるようになるはずです。
時代の流れというのは変えることができないので、自分が適応するしかありません。
でも、生成AIの登場によってすべての人にチャンスが与えられるという感じになりそうです。
なので、取り残されないように新しい情報をキャッチして、AIなどの最新ツールを使いこなせるようになりたいですね。
僕も頑張りますので、一緒に頑張っていきましょう。
P.S.
残席がわずかになってきた法人顧問FPプロジェクトプレセミナーですが、このプレセミナーの中では動画を使った集客方法も紹介しています。
https://fprise.com/seminar/pre_corporate_fp
僕が全面的に監修をして作った動画なのですが、実際に集客に繋がっている例も出てきたので、法人の集客にもばっちり使えそうな予感です。