執筆者:昆 知宏
あなたは道を歩いていて、よく話しかけられますか?
前に石塚さんとこんな話をしていて、石塚さんはよくいろんな人に話かけられるそうです。
確かに背も高くて目立ちますし、優しい雰囲気があります。
なんとなく「この人なら大丈夫そう」と思わせる空気がありますよね。
今日なんでこんな話かというと、私自身、40代になってからめちゃくちゃ話しかけられるようになったんです。
昔みたいにスーツを着て慌ただしく動き回っているわけでもありませんし、気持ちにも多少の余裕が出てきました。
だから以前ほど忙しそうなとか、怖い顔はしていないと思います(笑)。
人は誰にでも話しかけているわけではない
少し調べてみると、話しかけられやすい人には共通点があるようです。
それは「拒否されなさそうな雰囲気」を持っていること。
人は誰かに話しかけるとき、実は無意識に相手を観察しています。
忙しそうではないか。
機嫌が悪そうではないか。
怖そうではないか。
逆に、
表情が柔らかい。
落ち着いている。
話を聞いてくれそう。
そう感じる相手には自然と声をかけやすくなるそうです。
言われてみれば当たり前ですよね。
私たちも道を聞くなら、明らかにイライラしている人より、穏やかな人を選ぶはずです。
年齢を重ねて変わったこと
振り返ると、若い頃の私は余裕がありませんでした。
仕事を覚えることに必死。
独立してからは生き残ることに必死。
いつも何か必死に考えている感じでした。
その頃は自分では普通のつもりでも、周囲から見ると近寄りがたい雰囲気だったのかもしれません。
ところが40代になり、少しずつ肩の力が抜けてきました。
すると不思議なもので、
道を聞かれる。
旅行先で話しかけられる。
(私の場合は山に行くので、山で良く声をかけられますし、逆に声をかけるくらいの上級者になってきました笑)
そんな場面が増えてきたのです。
もちろん年齢の影響もあるでしょう。
しかしそれ以上に、心の余裕が表情や態度に表れているのかもしれないなと思います。
FPにとって大切な資産
最近思うのですが、話しかけられやすさというのも一つの能力なのかもしれません。
もちろんFPですから、知識や経験は大切です。
学び続けなければならないことはたくさんあります。
しかし、私たちの仕事は商品を売ることよりも、まずは相談してもらうことから始まります。
「この人なら話してみたい」
「この人なら相談しても大丈夫そう」
そう思ってもらえなければ、その先はありません。
そう考えると、話しかけられやすい雰囲気や安心感も、FPにとって大切な資産なのだと思います。
知識やスキルを磨くことはもちろんですが、それと同じくらい、人が安心して声をかけられる空気感も大切にしていきたい。
40代になって増えた「話しかけられる」という出来事を、私は少しうれしく感じています。
これからも、お客様にとって相談しやすい存在でいられるよう、そんなマインドを大切にしていきたいと思います。