売り上げを吸い取る青白い悪魔の正体

昆知宏

「ああー、もうっ!何でこんなにできないんだ!」

最近仕事に十分なパフォーマンスが
発揮できなくて深刻に悩んでいます。

独立した30代前半は全てがイケイケで
全部の仕事が楽しかったのに...
一体全体どうしちまったんだ。

あなたの仕事のパフォーマンスは
最近いかがでしょうか?

これが老化と言われるものなのかな...
いろいろ考えたりしてみたのですが、

どうも私の場合コロナが始まってから
著しくメンタルヘルスに支障をきたしていて
その原因がイマイチ分かりませんでした。

「とりあえず全部、コロナのせいだ!!!」

と解決してしまうことが最近は社会的にも
増えていますがこの解決方法って
極めて危険危険危険ですよね。

単なる問題の先送りで
なーんにも解決になっていないからです。

そこでこのままではいけない原因は何だ?

と考え抜いたところ、なんと原因が分かりました!
それは、青白い悪魔のせいでした!

コロナ以降、劇的に増えたこと

青白い悪魔とは、ブルーライトのこと。
スマホやタブレットから発光されるあいつです

ググって見ると、

”ブルーライトは紫外線の次に波長の短い光で、
目の奥まで届く非常にエネルギーの強い光です。

最近の研究ではブルーライトを長時間目に入れると、
視界のちらつきや目の疲れに加え、
体内リズムを崩し睡眠障害を引き起こすと
いう報告もされています。”

とあります。

結論を言うと、私はスマホ・タブレット依存症にかかっていました。

・家にいる時間が長くなってヒマ
・問い合わせきてないかついつい見ちゃう
・LINEにクイックに返したくなっちゃう
・本を買いに行くのが面倒で電子書籍で読む機会が増えた

そう、このコロナ禍で私のスマホ接触時間は
劇的に増えていました。

10分おきに用事もないのにスマホをさわり
そこからSNSを見たり広告に引っ張られたり、

Yahoo!ニュースのネガティブの
コメントを読んでいたりして
気付いたら30分、45分、1時間!!

デジタルモンスターに制圧されていたのです。

なんとなく去年のある時期(たぶんコロナ後)から
そのことは自覚していたのですが、
ズルズルとここまで改善せずに来てしまったのです。

たまたま書店で手に取った現在ベストセラー中の
「スマホ脳」という本を手に取り

あ、これは完全に自分の事だわと認め、
生活を改めることにしたのです。

(本当にありがとうという気持ちです。)

あなたのスクリーンタイムは?

スクリーンタイムとは、あなたがスマホを
見ている時間の記録。

アプリでも管理できるしipadには
デフォルトで搭載されています。

それを見て、どっきり。

1日4時間を超えていればもうそれは
すでに十分な依存症だそうです。

で、私はというと、
1日のスクリーンタイムが7時間30分に
なっていたのです...。

「あ、これ完全に終わっているやつだわ。」

と誰もが思いますよね。

「疲れたー、やる気でなーい」

を連呼している人ってなんとなく、
手にスマホを持っているイメージがありませんか?

アップルのスティーブジョブスが、
子どもには絶対にスマホを触らせたくなかったと
言うように依存度の危険性を理解していたことは明確です。

特に子どもについては電子端末の
依存度は大人の比ではないようで、

確かに相談者の方のお子さんが
待っている間にスマホを見ていて

それを取り上げられると鬼のように
泣きわめいたりキレたりする様子は
よく見られます。

若いうちから依存するとより抜け出せなく
なるというのは依存症には共通すること。

一言で言うと、マジでヤバイやつです。

とこうやって記事を書いていて、
ちょっと一息入れようかなと思ったときに

私の手はスマホの方に、
そしてスマホを持ってしまいました。
別に何か鳴っていたわけでもないのに。

(ガクガクブルブル)

売り上げを下げる悪魔の正体

「全部コロナのせいだ!」
「市場が悪いんだ!」

いえいえ、本当にそうでしょうか?

実は、青白い悪魔のせいかもしれません。

一日中ブルーライトを浴びて、
刺激的なニュースやネガティブな
ニュースばかりにさらされていては、
それはそれはそれは...ですよね。

でも本当に今このコロナ禍で
こんなふうになっている人は
圧倒的に多いでしょう。

何度も言いますが、マジでヤバイやつです。

それであれば理想的なのは、逆の立場を取ることです。

スマホは常時見ないようにする。
1日のスクリーンタイムに制限を設ける。

私は夜の時間にダラダラとスマホで
特に必要のないニュースの記事を
見るのが日課だったのですが、

この時間を紙の本を読むことに変えるか
さっさと寝ることに変えようと思ったのです。

というか、
30代前半は常にそうしていたんですよね。

あの時に輝くモチベーションと
調子の良さは今でも強く記憶しています。

それをいつの間にか阻害していたのは
紛れもない青白い悪魔なのでした。

テクノロジーが進化するのは便利で
ヒマつぶしも容易にできてしまいますが、

はっと気が付くとヒマつぶしで人生の
大半を消化してしまうってことが
今の世、これからは多そうですね。

若年層のスマホSNS依存度は
本当に半端ないらしいのです。

この時代に10代でなくて私は本当に
良かったと心から思います。

大切なものを取り戻せばメンタルヘルスも
改善されて必ず仕事も勉強も成果も上がる。

これは確信的に言える事です。

私はスマホからSNSアプリを消して
夜9時以降は機内モードにしてもう放置。

これだけやっただけで体調が良くなってきました。
明らかに睡眠の質は上がります。

きっと今はスマホ依存している人で、
この記事を読んでいる人も多いはず。

青白い悪魔をやっつければあなたの仕事の
パフォーマンスは格段に上がります。

もしあなたに自覚があれば今日を転機に
依存症を一緒に抜け出しましょう。

昆知宏
新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

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