顧客にキレた工務店社長の話

昆知宏

コンサルティング契約中の
お客さんから衝撃的な連絡が
入りました。

「なかなか契約までいけずすみません。

実は工務店を怒らせてしまいました。
打ち合わせを再開したいのですが

連絡も無視されています。
どうしたらいいのでしょうか?」

工務店がお客さんに怒る?
連絡を無視!?

ちょっと普通では考えられないこと。
一体全体どうなっているんだろう。

「住宅会社と契約まで行ったら、
住宅ローンの正式申し込みに
進めますからまた連絡してくださいね」

なんて言って私との打ち合わせを
一旦中断してから、気づけば早半年。

決まらなくておかしいなあ
とはずっと思っていたものの、

定期連絡の時には、

「納得のいくプランに
まとまらないんです。」

という返事でした。

高額な買い物なので、
納得いくまでやればいいと思って、
ずっと待っていました。

そしてこの知らせ。

事を細かに聞いて見ると、

工務店のプランに納得がいかず、
でもその工務店にはお願いしたい

とうことでプランのやりとりを
何度も繰り返していた様子。

「納得いくまでプランを何度でも書き直します。
それが私たちの仕事です。」

なんてはじめは笑顔で豪語していた
工務店の女性社長さんでしたが、

最後は感情的に、

「また修正ですか!建てる気あるんですか!?」
「もう好きなようにしてください!」

そして無視。

と我慢の限界を超えてしまったようです。

こういうトラブルを防ぐために、
始めに設計料を取ったり、

仮契約をしてからじゃないと
プランを修正しない住宅会社が
今は多くなってきたのですが、

始めにやるといったなら、
最後までやり遂げるべきだと
思いました。

できない約束はするな

お客さんと契約を取ろうと思って、
できもしないことを

オーバーに言ってしまうこと
あなたにもありませんか?

FPの場合はお金が絡むため、
オーバーに言ってしまうと

トラブルの原因になることは
目に見えます。

最後には“やる”と言ったのに
お客さんの期待に応えられなくて
キレてしまう。

これは典型的なダメな見本です。

契約のチャンスを逃すのが嫌で、
“できない”ことを伝える勇気が
なかったのでしょう。

冷静に今回の出来事を分析すると
早い話、力量不足だったわけです。

お客さんに落ち度は見られず、
仏のように穏やかで優しい人のため

今回のような事態になっても、

「工務店に謝って打ち合わせを
再開したいのですが・・・」

とまだ言っていました。

あなたはお客さんを守れるか

「私があなたを守り、
最後にはいい家を建つまで支援
しますからご安心ください。」

あなたはこの言葉を言えますか?

これを言えないなら、
言えるように努力をするか、
廃業するかのいずれかです。

お客さんには、

「今回の件は途中過程で
いろいろあったとしても

少し異常な対応だと思ったので、

第3者から見て冷静に判断すると、

お客さんの立場である人がそこまで
萎縮する必要はなく、

数千万円のお金を預ける相手として
相応しくない。」

と正直に伝えました。

そして、

「ここまで設計をしてもらった
事に対するお礼として、

法的には契約前なのでお金を
支払う必要はありませんが、

設計をしてくれた感謝として
数十万円の支払いをこちらから
先に打診したらどうか。」

とお話しました。

要は、後腐れなく終わりましょう。
ということです。

後手に回ってしまい損害賠償
されても面倒なことになります。

そういうことをする業者も
残念ながらそれなりにいます。

売り手の圧力をあなたがどう緩和するか

このように住宅業界では、
売り側の圧が半端なく、

時として怖い思い嫌な思いをして、
ノイローゼになってしまう人もいます。

私たちFPは、

中立的な第3者として
お客さんの利益を守るだけはなく

お客さんの立場に立ち、
メンタルの面でもケアをして、

満足いくの家づくりを支援して
いくこともできます。

人生で一番高い買い物でありながら、
買い手側があまりにも不利な
状況に立津事の多い住宅購入。

しかし、随所で正しい選択を
することができれば
お客さんの未来は劇的に変わります。

お金の面でも。
家の満足度の面でも。

明日から開催の住宅FPマスター
講座(プレセミナー)では、

お客さんに正しいアドバイスを
しながら、

FPとして自立できるノウハウを
お話していきます。

一人でも多くの人の家づくりを
支援するために共に頑張りましょう!

住宅会社と結託して、
お客さんを囲い込んでいくことに

あなたの素晴らしいスキルを
使うのはもうやめにしましょう。

FPライズメルマガ登録

この記事を書いた人

昆知宏

新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新の情報をお届けします