「ホームページからの問合せがほとんどありません。でも、何をしたらいいか全く検討もつきません。」
最近、FPの方から、このようなご相談が増えてきました。
私が、そんなご相談をいただいた時、まず最初にする質問があります。
それは、
「ホームページのアクセスはどれくらいあるのですか?」
という質問です。
単純な質問に聞こえるかもしれません。
でも、、、
この質問には、とても重要な意味があります。
パン屋の経営者
話は変わります。
あなたがパン屋さんを経営していることを想像してみてください。
最寄り駅から徒歩3分。
30種類のパンを販売しています。
でも、パンがあまり売れません。
1日5万円くらい売りたいのに、実際は、1日1万円。
目標の売上まで4万円もの開きがあります。
残り4万円を売るために、あなたはどんな対策をしますか?
2人と100人の来客の違い
もし、
そもそもお客さまが1日2人しか来ていないのなら、お客さまを増やす必要がありますよね。
そのための、対策例としては、
・お店の入口に興味を引くような張り紙をする
・Web上でお店の宣伝をする
・近隣の店舗にチラシを置かせてもらう
などになります。
一方で、もし、
1日100人くらいお客さまがきているのに、1日1万円しか売れていないのなら、
置いているパンの種類やお店のサービスに問題があると考えるのが普通です。
なので、この場合の対策例としては、
・魅力的なパンを増やすこと
・パンの魅力を伝えるポップを設置すること
・接客に力を入れること
などになります。
つまり、、、
お客さまが「そもそも来ていない」場合と「お店に来ているのに売れない」場合とでは、対策が全く異なりますよね。
ホームページも実店舗と同じ
これはWeb店舗(=つまりホームページ)も同じです。
ホームページの場合も、
・そもそも来ていない場合(アクセスがない場合)
と
・来ているけど問合せがない場合(アクセスはある場合)
は、分けて考える必要があります。
それぞれ打つべき対策が異なります。
なので、まず最初に、
「ホームページに人が来ているかどうか(アクセスがあるのかどうか)」
を把握しないと、有効な対策が打てないのです。
あなたは、
「あなたのホームページのアクセス数」
「どんな検索ワードでホームページに来ているか?」
などを把握できる状態を作れていますか?
これらを把握することが、ホームページの集客力を効率良く強化するための第一歩になります。
もしできていないのなら、続きを読んでみてください。
代表的な2つのツール
アクセス等の状況を把握できるようにする、代表的な2つのツールがあります。
それは、
・Googleアナリティクス
・Googleサーチコンソール
の2つです。
1つ目の、Googleアナリティクスでは、
・アクセス数
・どのページが入口になっているか
・どのページがどのくらいの時間見られているか
などを確認することができます。
検索されているキーワードがわかるツール
2つ目のGoogleサーチコンソールでは、
・あなたのページが、どのようなキーワードで検索されているか
などを確認することができます。
インターネットで、
「Googleアナリティクス 設定方法」
「Googleサーチコンソール 設定方法」
などで検索をすると、設定方法が書かれたサイトが出てきますので、確認してみてください。
自分で設定することが難しい場合は、ホームページを作ってくれた会社に依頼すれば、普通は設定をしてくれますよ。
ホームページから問合せにつながる体制を作るために、効率よく必要な対策をしていってくださいね。