保護犬カフェという所に行ってきました。
その名の通り、保護された犬と触れ合えるカフェです。
料金システムは猫カフェと一緒ですね。
気に入った子がいれば、お家に迎えることもできるようです。
保護猫カフェも行ったことはあるのですが、犬バージョンは初めてです。
もちろん、保護された犬ということで普通のペットショップの犬とは違います。
具体的にはどんな感じで違ったかというと・・・
人に怯える犬たち
人に対して怯えている感じの子たちが多かったです。
犬と聞くとしっぽをフリフリして近寄って来るイメージがありますが、、、
こちらが近づくと、しっぽをお腹側にくるっと丸めて後ずさりする犬が一匹。
近づかまいと逃げ回る犬が一匹。
触れようとするとすごい怖がってしまう(でもゆっくり触れば大丈夫)犬が一匹。
あとは、しっぽふりふりで撫でたら素直に喜ぶ犬も一匹いました。
怯えた様子なのは元々野犬だった犬で、人間に全然慣れていないからみたいです。
逃げる犬との距離の縮め方
ただ、怯えた様子ではあるのですが徐々に人間に慣れてきている感じもあり、撫でてあげることはできる感じでした。
しかし、近づくと逃げてしまう一匹は別です。
撫でたりするのは難しい雰囲気です。
餌をあげようとしても、興味は持つけど近づいてはくれません。
それを見た店員さんが、餌のあげ方を教えてくれました。
「目線が合うと怖がってしまうので、なるべく背中を向けましょう。
それと、自分の正面に手を出すのではなく、視界の外に手を出すといいですよ。」
ということで、その犬をなるべく見ないようにして、餌を乗せた手を自分の背中側に伸ばします。
そうするとその犬は全く視界に入らないのですが、なんとなく興味があるのはわかりました。
その状態で辛抱強く待つこと約3分間・・・
ついに、僕の手から餌を食べてくれました!
信頼関係ができることで生まれる違い
一度餌を食べると、
「コイツからは餌を食べても大丈夫だ!」
と安心するようで、何回か餌を食べてくれました。
さすがに触れはしませんが・・・
近づくとすぐに逃げてしまう状態だったのを考えると、距離がずっと近くなった気がします。
犬との信頼関係がこうやって良くなると、なんだか嬉しくなりますね。
信頼してもらう為の工夫が必要
この犬とのやり取りを通じて感じたのは、
『やはり、何事も信頼性というのは大事なのだな』
ということです。
自分としては、犬を傷つけるつもりは全くありません。
信頼してくれて全然問題ない、って感じです。
でも、それは相手には伝わらないですよね。
だからこそ、最初は信頼してもらえるように工夫をする必要があります。
FPも信頼される為の努力が必要
これは、FPと全く見ず知らずの見込み客との関係にも当てはまると思います。
FP自身の立場としては、
「私は信頼できる人間なので、安心して相談してください!」
と思いますよね。
でも、見ず知らずの人からしたら
「本当に信頼できるのかな?大丈夫なのかな?」
と思うのが当然です。
この疑念を払拭できないと、相談をしようという気にはならないですよね。
なので、自分のことを信頼できる人だと思ってもらえるように工夫が必要になります。
最もパワフルな方法
では、それを一体どうやるのか?
ということですが・・・
これには、たくさんの方法があります。
ただ、その中で最もパワフルでわかりやすい方法というのは、
『社会的証明を使う』
ということであることは間違いないでしょう。
第三者からの評価を集める
社会的証明とは、わかりやすく言うと
『自分ではない第三者からの評価』
のことです。
例えば、お客様の声。
相談をした人に、ポジティブな感想を書いてもらうものです。
それがたくさんあれば、最初のステップに進む信頼を構築することができます。
仕事のパートナーに推薦の声を書いてもらったり、顧客インタビューを行うのも有効です。
セミナーやメディア実績も使える
また、セミナーの講師実績を出すのも良いですね。
セミナーをやるだけの知識と立場なんだと思ってもらえます。
メディア実績を出すのも有効です。
全国的に名が通っているメディアに出た記録は抜群に強い社会的証明になります。
地方でも、その地域で地元の人が見聞きする雑誌やラジオへの出演などがあると強いですね。
このような社会的証明があれば、最初の一歩を踏み出してくれる人は確実に増えるでしょう。
愚直にやれば必ず成果に繋がる
既に多くの実績があるFPの場合は、自然とそういった仕事をこなす機会もあるでしょう。
しかし、実績がない最初の段階ではそうはいきません。
何も努力をしないと、第三者から見た時に
『実績がなくてあまり信頼できなさそうなFP』
に映ってしまうかもしれません。
そうならないようには、自分で意図的に社会的証明を作っていく。
その努力が大切になります。
これは、僕は何度も繰り返し伝えていることなのですが、実行している人はごく僅かです。
その数少ない実行者になれば、見知らぬ人からも
「このFPはなんだか大丈夫そうだな」
と信頼を獲得できるようになりますので、ぜひ実行してみてください。
愚直に実行することができれば、必ず成果に繋がることは保証します。