交通事故に遭いました

中西雅司

店内に広がる爽やかな
アロマの香り

ふわふわのリクライニング
ソファが3台ある間接照明の
仮眠スペース

シャキシャキで新鮮な有機野菜と
玄米などのオシャレなランチ。

とても癒される素敵な
空間です。

先日、FPの集まりに
参加した後、

友人が最近開業したカフェが
近くにあることを思い出して、
訪問してみました。

「ここが事務所だったらいいな~」

なんて考えながら、ゆっくり
していたのですが、

あっという間に時間が過ぎ、
次の打合せに向かう時間に
なってしまいました。

友人が笑顔で見送ってくれて、
カフェを出発。

わずか3分で到着する駅に
向けて、気分良く横断歩道を
歩いて渡っていたところ、

目の前に私に向かってくる
車が・・・

交通事故に遭いました

横断歩道を渡っていると、

前方から右折してくる車が
停止することなく、
私に向かってきました。

その日は雪が少しちらついて
いたので、私は傘を
さしていました。

それもあり、直前まで
向かってくる車に気づかず、
避けることができなかったのです。

2時間を超える現場検証。
初めての経験でした。

幸い、今回の事故は、
車の速度が遅かったため、

首のムチウチ程度の軽症で
済みましたが、週2回ほどの
通院が必要となりました。

悪い状況になって気づくこと

この通院によって、毎週
一定程度時間が取られることに
なってしまったのですが、

でも、結果的に良いことも
ありました。

それは、、、

「業務を変えないと回らない
状況になり、改善をするきっかけ」

になったことです。

私は、時間を生み出すために、

「減らせる仕事はないか」

「無駄な仕事はないか」

「効率化できる仕事はないか」

と考えました。

結果、

普段から効率化をしているつもり
だったけど、できていない部分に
気づきました。

例えば、

会わなくてもできる仕事を
わざわざ会ってやっていることに
気付くことができました。

「この仕事はzoomやskypeなどの
オンラインの面談でOK」

という仕事を見つけ、移動時間を
削減することができました。

他の人に任せられる事務作業を
やってしまっている状態にも気づき、

こちらも時間を大きく削減
することができました。

結果として、将来に渡っての
大きな業務改善ができたのです。

これらは、もしこの事故がなければ、
当分解消されなかったものだと
思います。

「このままでは仕事が回らない
という壁」

にぶつかって初めて、課題に気づき、
改善の行動をすることができたのです。

壁にぶつかっていこう

人は先延ばしにしたい生き物だと
思います。

なので、順調に回っていると、
問題や課題にはなかなか気づきません。

悪い状況や追い詰められた状況に
なって初めて壁に気づき、真剣に考え、

そして、行動するのです。

もしあなたが、今の状況をより良い
状況にしていきたいのなら、

自分を追い詰めたり、悪い状況に
身を置いたりして、課題を見つけて
ください。

そのためには行動が大切です。
そして失敗することが大切です。
結果、改善ができるのです。

それを繰り返していけば、どんどん
進化を続けることができ、

自然と、ライバルにはそう簡単には
負けない自分になっているはずです。

P.S.

大丈夫だと思いますが、

成長するために、交通事故に
遭ってくださいと伝えている
わけではありません。

気をつけていても防げない
事故もあると思いますが、

交通事故には本当に
気をつけてくださいね。

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

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