Googleで見つからない時、ChatGPTに聞こう

京都のコワーキングスペースより
執筆者:中西雅司

   

Googleで時間をかけて何度も検索したのに、結局、答えが見つからず諦めた…

あなたは、そんな経験はありませんか?

私は、これまで何度もありました。

色んな検索ワードを変えて情報を探してみるものの、、、

それらしいページは見つかっても、結局求めている答えには行き着かない。

そのまま諦めてしまうということが、結構ありました。

でも、ここ半年くらいは違います。

ChatGPTを使うと、ストレスが減った

Googleで必要な情報や答えが見つからない場合、ChatGPT(生成AIの1つ)に聞くことで、ほぼ100%、何らかの答えを得られるようになりました。

以前なら「答えに行きつけない」というのが結構なストレス要因でした。

でも、ChatGPTの使い方に慣れてからは、そのストレスがぐっと減りました。

ChatGPTは色んな使い方がありますが、このように

「Googleで情報を見つけられなかったときに、ChatGPTにも聞いてみる」

という使い方は、誰にでもできるシンプルな方法で、とてもおすすめです。

もし、まだChatGPTなどのAIをあまり使えていないのであれば、最初のステップとしてとても良いと思います。

ChatGPTは無料で使える

ちなみに、ChatGPTは、一部制限はありますが、無料でも利用可能です。

Googleは「検索ワード」を入れるのが基本ですが、ChatGPTは「文章」で聞くのが基本。

たとえば「今日の夕飯何にしよう?」と考えるとき。

Googleの場合は 「夕飯 レシピ」などで検索しますよね。

でも、ChatGPTの場合は、文章で聞きます。

例えば、 「今日の夕飯に何を作るか決まっていません。何を作ったらよいと思いますか?アイデアを5つください。」などです。

Googleよりは、入力には少し時間もかかりますが、文章で質問できるので、正解に行き着く確率が高くなります。

ぜひやってみてください。

初心者でもすぐ使える4つの活用シーン

なお、私もまだまだ勉強中ですが、これまで使ってきて、

「こういう使い方であれば、始めたばかりの方も使いやすいはず」

というものを他に4つピックアップしてみました。

局面別にしているので、きっとイメージしやすいと思います。

では、1つ目から。

もし興味があれば、続きを読み進めてください。

1.「この文章、長くて読むのが面倒!」と思ったとき

1つ目は、要約。

長い文章を読むのが面倒!と思うときってありますよね。

そんなときに、文章の全文をChatGPTに貼り付けて、「この文章を200文字程度に要約してください」などと頼むとまとめてくれて、全文を読む手間を省くことができます。

あるいは、要約を先に読むことで、その文章を全文読むべきかどうかの判断するステップにもなります。

2.「メールの返信、面倒だな…」と思ったとき

2つ目です。

メールの返信文を作るのが面倒と思う時、ありませんか?

簡単に返信できる内容であれば問題ないですが、ちょっと回答に迷うときや、丁寧な文面にする必要があるときなどは、少し時間がかかってしまいますよね。

そんなときに、まずは、ChatGPTに、「このメールへの返信文の下書きを作ってください」などと伝えると、文案を作ってくれます。

もし、一度聞いて、求めるレベルに達しなかった場合は、追加で依頼することもできます。

「お世話になっている方への返信なので、もう少し丁寧な言い回しでお願いします」などと追加で依頼すれば、修正してくれます。

3.「この説明、わかりにくいな」と思ったとき

次は、3つ目。

説明内容がわかりにくいと思ったとき。

先日、私は、司法書士さんに質問をして回答をもらったのですが、その回答が私の理解力では難しいことがありました。

そんなときに、ChatGPTに対して、

「司法書士さんからこんな回答をもらったのですが、書いている内容が理解できません。中学生にもわかるように噛み砕いてわかりやすく説明してもらえませんか?」

と聞いてみました。

すると、とてもわかりやすい言葉で解説してくれて、理解が進み、最終的に司法書士さんに「この理解で合ってますか?」との確認を1回するだけで、完結することができました。

4.「文章のチェック、ちょっと不安…」と思ったとき

最後4つ目は、自分の文章のチェックです。

ブログや執筆原稿の誤字脱字チェック。

完全になくそうと思うと、わりと時間がかかりますよね。

でも、ChatGPTに「誤字脱字をチェックしてください」と伝えると、一瞬で誤字脱字を見つけてくれます。

質問力が自然と鍛えられる

今日は、ChatGPTの使い方のうち、「これだったら誰でも使えそう」という方法をピックアップしてみました。

どれか1つでも良いので、ご自身に合った使い方から、ぜひ試してみてください。

「思った以上に便利!」と感じるはずですし、何より、質問力や情報整理力も自然と鍛えられていきます。

これは、お客様とのやり取り(ヒアリング)や課題の整理にも役立つ力で、そういった副次的効果も期待できますよ。

これからもあなたの活躍を心から応援しています。

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

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