この前の記事で、僕が電話に出ない
ようにしていることをお話ししました。
すると、その後にお話をした
何人かから、
『どうやったらその状態を
実現できるんですか?』
という反応を頂きました。
話の内容としては、
『確かに電話に出ないでも業務が
回るようにできるのが理想ですけど、
それって難しくないですか?』
というものです。
電話に時間を奪われる
確かに、電話に出ないという
選択肢をとる事で、
"本来得られたはずの
売上げを逃してしまう"
ということはあるでしょう。
しかし・・・
・打ち合わせ中でも何回も
電話がかかってきて、その度に
打ち合わせが中断される
・セミナー中でも電話に出る為に
会場の外に出て電話をする
・デスクワークをしている最中でも、
1時間に1回か2回は電話が鳴る
このように人を見ていると、
『もっと工夫をして、自分の時間を
コントロールすべきなんじゃないか?』
と思う時があります。
コントロールされる?する?
向こうからかかってくる電話に
出なくちゃ行けないという状況は、
いわば自分以外の誰かに
“コントロールされている"
状態です。
自分以外のものにコントロール
されてしまう機会が多いと、自分の
時間が取れなくなってしまいます。
対面で話している人に迷惑を
かけることもあるでしょうし、
作業の効率も落ちるでしょう。
せっかく自分でビジネスをやっているのに、
他のものにコントロールされてしまうと
会社員と同じになってしまいます。
特に気になるのは、自分の心が
休まる時間がなくなってしまう
ということです。
長期の休暇を取って旅行に行き、
その時間を楽しむということが
できなくなってしまいます。
僕は自分の時間も大切にしたいと
思っているので、なるべく
"自分がコントロールできない
ものにコントロールさる”
という状態を作らない
ことを常に考えています。
考え方は人それぞれだと思いますが、
個人的にはこういう考え方をしています。
もちろん、
『休みなんかいらないし、
電話がかかってくるのが幸せ』
という考え方をもっている場合は
それで全く問題ないと思います。
ここらへんは、自分の時間に
対する価値観の問題ですね。
電話を取らないようにする方法
では、一体どうやったら
電話がかかってこない状態を
実現できるのでしょうか?
その方法について
お話をしたいと思います。
ただ、個人のお客さん相手にして
いるFPの方より僕の方が電話に出ない
環境を作りやすいことは事実です。
でも、この方法を採用することで、
かかってくる電話の数を減らし、
より自由な時間を増やせるはずです。
僕の知っているFPの方でも、
顧客からの電話に出ないで業務を
行なっている人がいるので、
不可能ではないはずです。
立場を変える
電話がかかってきて、それを取ら
ざるを得ない状況というのは、
『自分の立場 < 相手の立場』
という状態の時に発生します。
こっちがお願いする立場だったり、
“○○をしてもらっている”立場の時ですね。
なので、これはマーケティグ戦略
全体にも言える事ですが、常に
『自分の立場 > 相手の立場』
という構造になるように
組み立てをするべきです。
御用聞きのようなポジションに
自分が収まってしまうと、電話から
逃れられなくなってしまいます。
逆に、自分の立場が上になると、
電話を無理に取る必要はなくなります。
教育する
電話をかけてくる相手に、
『自分は電話は取りませんよ』
という姿勢をアピールすることも
有効な手段の1つです。
"忙しいから電話には
基本的に出られない"
ということを伝えたり、
“電話でのやり取りになると
記録が残らないのでトラブル
になる可能性がある"
(これは僕経験がありますし、実際に
トラブルを防ぐ方法でもあります)
という方針を伝えて
“電話に出ないキャラ作り"
をすると電話をしてくる人は減ります。
出ない
『電話が鳴ったら出なきゃいけない』
という決まりはありません。
後で時間がある時にまとめて
折り返す形でも大丈夫です。
それに、緊急の用だったら
留守電にメッセージを入れて、
メールも送るでしょう。
電話に出なかったからといってそれだけ
でトラブルになることはありません。
電話ができない場所で作業する
電話ができない所に入れば、
電話に出ようという
気持ちはなくなります。
作業もはかどるでしょう。
電話に出てしまう環境にいると
電話をとってしまう可能性があるので、
環境を活用していく方法です。
教えない
革新的なアイデアをお伝えしましょう。
相手に電話番号を教えなければ、
電話がかかってくることはありません。
・・・
もしあなたが、自分の時間を大切に
したいタイプの人ならば、、、
ぜひ試してみて下さい。
そうすれば、あなたの時間が
他の人にコントロールさせる
機会は必ず減るはずです。