ライフプラン作成、何が正解?

昆知宏

「住宅屋さんから紹介された
保険屋さんの作ってくれた

ライフプランが信用できなくて
相談に来ました。

自分でも作ってみたのですが、
全く結果が変わりまして、
何が正解なのかを教えてください。」

先日こんなお悩みを持った
相談者の方がお見えになりました。

まずその2つを見せてもらったら、
保険屋さんの作った方が大黒字。

ご自身で作られた方は一時的に。
赤字になる部分が発生しています。

見事なくらい全く違った結果に、
笑ってしまいました。

ああ、これは絵に描いたような
家を売るために作った
ライフプランだなあと・・・

業界の闇の部分をまた
見てしまったなあと・・・

思いながらライフプランを
作ってみたところ・・・

思っていたのと違う結果に
なったのです。

ライフプラン表を作れる人は少ない

結論からいうと、

保険屋さんの作ったライフプラン
方が事実に近い物でした。

というか黒字だから問題なく
提示できたのかな・・・

(こういう表現をすること次第、
問題なのですが)

細かいところはヒアリングしきれて
ない感じで精度は今一つというのも

事実でしたが結果の大局
は外していません。

一方でご自身で作られた方は、
赤字先行になっていました。

どうしてそうなったかというと、
生活費の物価上昇率を2%のまま
入力していることと、

給与の上昇率を0%で見ている
ことが原因であることが
分かりました。

確かに・・・

日本は物価上昇2%を目指していて
ご自身の未来を悲観的に見ていれば
分からなくもありません。

ある程度ライフプランを作ったことが
ある方なら分かると思いますが

このシミュレーションは適格では
ないですよね。

支出が膨大となり、
一方で収入が上がらないので、
家計は苦しくなります。

実際そんなことないでしょう

ライフプランを依頼されるときに
厳しめに作ってくださいと
言われることがあります。

私はこれに対してはNoというか、
それは意味がないですよという
お話をしています。

なぜかというと、
ありのままの事実を見てもらう
ことに価値があるからと思っています。

現時点で予測される未来に
最も高い可能性の家計推移を
見ないと予測も何もないからです。

厳しめに作ってそれでも
大丈夫だから安心した!

と思いたいというのが願い
だと思いますが、

厳しくしすぎて赤字になり
それ見て落ち込まれるというのが
現実としては多いでしょう。

ではなく可能性の高い収支を
見てそこに対しての改善策を

提示していくことがプロの
仕事だと個人的には思います。

あなたはどう考える?

私は住宅分野が専門なのですが、
住宅業界では、

相手の言うことを「はいはい」
聞いてばかりいる担当者は
ダメな人しかいません。

言っては悪いのですが、
素人さんが考えることの多くは
間違いであり、

そこに対して意見を述べて
より良い方向に導くことが
デキる担当者の共通点です。

相手に怒られたくないから
あとでクレームをつけられると
面倒だからという理由で、

「はいはい」

する人が多いのが事実ですが
それをやってしまっては、

まだ見ぬベストな解を
導くことはできません。

あなたは日々お客さんとどのように
向き合っているでしょうか。

私はただそこにある事実と
向き合う時間を持ってほしい
と願っていますが、

依然としてそのようなことを
提案される場は少ないようです。

この記事を書いた人

昆知宏

新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新の情報をお届けします