FP業界の現実とチャンス

昆知宏

FP業界はまだまだまだまだチャンスしかない!

こんなことを感じる出来事がありました。

先日の面談時の一コマ。
事務所には静寂が。

「・・・・・。」

「・・・・・。」

いつのようにライフプランを作るために聞き取りを行い、
既存の生命保険のヒアリングをしていたところ。

同じ会社の証券がでるわ、でるわ。

それを見て一瞬で察した私。

私:「Aさん、FPに相談するの私が初めてじゃないでしょう。
なんでこんなに同じのに入っているんですか?
正直言ってこの入り方はAさんにとってベストとは到底思えません。」

それを受けてAさんの方は、

Aさん:「そうなんです。これまで3人のFPさんに相談したことがあります。」

私:「え?3人も何でですか?」

Aさん:「相談するだけで商品券がもらえるやつがあってそれで何度か相談したことがあります。」

私:「・・・。」

Aさん:「最初のFPの方はシーエフピーっていうのをひたすら語っていました。
なんか凄そうで信頼できそうだったから勧められた保険に入ったんです。」

私:「そうなんですね。同じ保険会社の証券がいくつかありますが全部その人から入ったのですか?」

Aさん:「いいえ、違います。子どもが生まれたのでまた別なFPの人に相談に乗ってもらいました。
そうしたら最初のFPの人が薦めてくれた保険と同じ商品がいいって話になって、教育費を貯めるために入りました。」

私:「そうなんですね。」

Aさん「ただ後になってネットで調べてみたら私の入った保険があまりいいふうに書かれていなくて心配になってまた別なFPの人に相談をしました。」

私:「それでどうだったのですか?」

Aさん「そうしたらまた同じ保険の提案書を持ってこられました。私もうそれたくさん入ってますと言うと早々に提案を引き上げて帰ってしまいました。」

私「・・・・・。」

Aさん「・・・・・。」

私:「それでAさん。このままだと自分でも良くないと思ったから来られたんでしょう?」

Aさん「そうなんです。またその保険を提案されるのではないかと思ってドキドキしていました。」

FPって何?

「おいおい、FP業界って大丈夫なのか!?」
私は何とも言えない気持ちになりました。

・老後の資金を貯めたい

今後のライフプランも作りもせずに毎月支払額に無理のある提案。

・子どもの教育費を貯めたい

75歳払い済みの保険で途中で解約しろという提案。

これは私の認識ではベストの提案とは到底思えないのですが、Aさんが接してきたFPはみんなこんな提案でした。

保険でやるにしても、ライフプランをしっかり作って10年払い済みを提案するなり、
学資保険を提案して保障系の掛け捨てをしっかり見直すなり方法があると思うのですが、
どうも正攻法で提案するFPは少ないようです。

正直、驚きました。

さて、あなたはこれを受けてどう思いますか?
私はチャンスしかないと思いました。

いわゆる王道が求められている

お客さんの現状をしっかり聞き取ってそれに沿った提案をしていく。

保険はあくまでも選択肢のひとつであり他にもできることはたくさんあります。

そこにコミッションが発生しないのならお客さんからフィーを頂けば良いのです。

ここをシンプルに追求していくとあなたは他のFPとは差別化ができ、選ばれるFPになるでしょう。

なぜなら、まだ希少だからです。

もしあなたがフィーをもらうことに躊躇しているようであれば、
あなたがきちんと向き合わなかったことによるお客さんの損失に注目してください。

意外と教科書に書いてあるような普通の提案をしているFPは少ないという事実に気づくべきです。

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この記事を書いた人

昆知宏

新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

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