情報を追う人と、情報を生み出す人

執筆者:昆 知宏

   

最近、NOTEでFPとは直接関係のないコンテンツを書いています。

趣味の内容なので仕事に直結は100%しません。

収益につながる保証もありません。

それでも、こうやって何かを書き終えたあとの感覚が明らかに気持ちが良いです。

頭を使い、構成を考え、言葉を選び、自分なりの視点を加える。

その一連のプロセスを経ることで、「今日も自分の頭で考えた」という確かな手応えが残ります。

こういったアウトプットの壁打ちを最近とても私は大切にしています。

受動的な時間が残す小さな違和感

きっかけはなんとなくSNSを眺めている時間です。

情報収集のつもりで開いたはずが、気づけば次々と流れてくる投稿を追い続けている。刺激は多く、学びもゼロではありません。

ただ、その時間のあとに残るのは充実感よりも、どこか物足りない感覚です。

頭を使ったというよりも、情報に流されていたという感覚に近い。

消費そのものが悪いわけではありませんが、受け取るだけの時間が続くと、自分の中に積み上がっているものが少ないと感じてしまいます。

この虚無感が最近怖くなりました。

創るか、消費するかという日々の選択

創る時間は、脳を確実に働かせます。

考え、迷い、言語化し、形にする。

その過程で思考は整理され、視点は磨かれていきます。

反対に、受動的な時間は気持ちを楽にしてくれますが、自分の思考そのものはそれほど深まりません。この違いは一日単位でも明確で、一日の終わりに充実感が増えます。

これが一年、三年、五年と続いたときには、大きな差になるのではないかと思います。

発信を続けている人が特別に見えるのは、能力の差というよりも、創る側に立ち続けている時間の差なのかもしれません。

特に現代は油断するとあっという間に受動側になり、抜け出すことは簡単ではありません。

FPとして、どちら側に立ち続けるか

FPの仕事は、知識を知っていること以上に、それを自分の頭で整理し、相手に伝わる形に再構築することが価値になります。

その意味で、私たちは本来、創る側に立つべき職業です。

テーマがFPに直結していなくても、創るという行為そのものが思考を深め、言語化の力を高め、結果として相談の質を引き上げていきます。

日々の小さな選択の積み重ねが、数年後の影響力や信頼の差につながるとすれば、どちら側に立ち続けるかはとても重要です。

創る時間を少し増やすだけで、自分の成長の速度は確実に変わっていくのではないかと、最近あらためて感じています。これも前に記事で書いた”複利の力”を日常に取り入れたいという行動の一環です。

ぜひあなたも受動側から創る側へ舵を試しに切ってみてください。

そして1日の充実感をぜひ体験してみてください。

きっと前向きな気持ちになれると思います。

昆知宏
新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

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