誰でもできる!一瞬でピンチから脱出する技術

中西雅司

「さぁ、仕事するぞ!」

金曜日の午後2時のこと。

私は、ファミレスのカウンター席に座って、鶏の唐揚げとドリンクバーを注文。

黒色のビジネス用のリュックから、

・パソコンのマウス

・パソコンの電源コード

を順に取り出します。

「3時間で集中して、仕事をやりきろう!」

という気持ちでした。

あとは、

「パソコンを出して、電源を入れたら、仕事が開始できる!」

はずだったのです。

ところが、いくら探しても、、、

パソコンがリュックの中にありません。。。

どこかに落としたのかな?

私は、過去にタクシーにパソコンを忘れて、めちゃくちゃ焦ったことがあります。

そのため、パソコンが見当たらないと、それだけで、心配になります。

今回もとても不安な気持ちで、色々と思いを巡らせました。

「もしかしたら、どこかで落としたのかな?」

でも、パソコンを落としたら、音で気づくだろうし。。。

「もしかしたら、コンビニに置き忘れてきたかな?」

でも、コンビニでパソコン取り出してないしな。。。

こんな感じで、堂々巡り。

そして、、、

5分ほど過ぎたあたりで、私は、

「はっ」

と思い出します。

郵便局の宅配便が来た

私が思い出したのは、自宅を出発する前のことです。

家でパソコンのコードやマウスをリュックに入れて、

その後、パソコンをかばんに入れようとしたその瞬間。

「ピンポーン」

郵便局の宅配の人が来たのです。

結果、私はパソコンをカバンに入れることを、すっかり忘れてしまいました。

そして、

「パソコンを入れたつもり」

になって、外出をしてしまったのです。

以前の私なら、愕然としていた

というわけで、、、

私は、パソコンで仕事をしようと思っていたのに、

パソコンがない状態になってしまいました。

「パソコンのマウスとコードはあるのに、パソコンはない」

という何の意味もない状態です。。。

FPとして独立した頃の私であれば、

愕然として、

「パソコンがないから、仕事はまた今度にしよう~」

などと考えて、多くの時間をムダにしたはずです。

でも、私は、ある方の言葉のおかげで、時間をムダにせずに済みました。

その言葉とは、

「ピンチの時こそ、チャンスと唱えなさい。そうすれば、どんなことでもチャンスに変わる。」

というもの。

今回も、この言葉のおかげで、私は、やる気を失うことはありませんでした。

手書きの仕事に切り替えて、取り組むことができたのです。

結果的に、パソコンよりも、手書きのほうが、アイデアが生まれやすいので、ラッキーでした。

一瞬でピンチから脱出する技術

独立してFPをやるということ。

それはとても楽しいことですが、会社員と比べると、

「一人で解決をするべきことが増える」

ということがあります。

そのため、ピンチの状態になったときに、

「人に頼らなくても、一瞬でピンチから脱出する技術」

を身に着けておくと、強いです。

その方法の1つが、

「ピンチになったら、まずは、『チャンス』と唱えてみる」

というものです。

心のなかでも構いません。

これを言うと、不思議なことに、チャンスに変える方法がどんどん思い浮かんでくるのです。

独立してからたくさんの困難がありました。

でも、この言葉のおかげで、何度も救われてきました。

あなたも、ぜひ、ピンチをチャンスに変えて、着実に成功への道を歩んでいってください。

これからもあなたの活躍を、心から応援しています。

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

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