広瀬すずが理解できないならもう終了

昆知宏

若者のテレビ離れ。

一時期は高視聴率の代名詞であった

フジテレビの月9ドラマが、
現在は6%代になっているようです。

それってもうほとんど誰も見てない
レベルですよね。

コンテンツのクオリティの問題とも
ネットでは揶揄されていますが、

本質的なところは、
テレビを見る人が根本的に
減っている・・・

これが現実なんだと思います。

私はということ、

狙ってTVを見るときは、
NHKスペシャルだけになって
しまいました。

(ああ、おっさんになったなあ)

それ以外は子育て中ということも
あり我が家はひたすらNHKEテレ。

これはつまり、
TV広告の影響をほとんど
受けていない。

ってことになっているんですよね。

これって、時代の大きな変化だと
思うのです。

広告のパラダイムシフト

先日受講したWEBマーケティングの
セミナーで興味深いことがありました。

長年TV局に勤めていたが、
デジタル市場への移行に危機感を感じ、

WEB広告業界へ転職してきたと
いうセミナー講師は興奮気味に語ります。

「アメリカCisco systems社の
調査によると、

世界の広告費はデジタル広告が、
2017年にTVを逆転する。

2017年の広告市場は、
デジタル広告元年になるのだ。

そして総トラフィック数の75%は、
動画コンテンツに移行する。」

私は、
「まじか!またまた~」
と思いましたが、

たしかに冷静に考えてみると

市場は完全にTVCMから、
デジタル広告へ移行していて、

きっとあなたのビジネスも
既存のマスメディアへの投資から

SNSなどのソーシャルメディアへの
投資に移行しているのではないでしょうか。

我々世代はテレビや新聞などの
いわゆるマスメディアの強い影響力を
受けてきましたが、

どうやら、これからの時代は
もうその考え方は終わるようです。

それを証明するのがこれです。

「私たちはスマホと一緒に大人になっていく多分初めての人類だ」

考えてみたらそうですよね。

ソフトバンクのCMで広瀬すずが、
こういっているのが答えです。

東京へ来ると思うことは、
みんなが電車でスマホをいじって、

動画視聴かゲームかLINEをしている。

みんなスマホで。

移動中も休憩中も仕事中でさえも、
就寝前でされもみーんなスマホ。

私もそうだし、私の妻もそう。

こう考えたときにスマホでいかに
検索されやすくするか、

興味を惹けるコンテンツを制作できるかが
経営面では必須のテーマと言えます。

2017年は転換期、
2018年以降はデジタル広告の
市場は爆発的に伸び、

数年もすれば、当たり前にまで
時代は変化します。

サイバーエージェントが設立した
調査会社オンラインビデオ総研
の予測では、

2016年のデジタル広告市場が、

6年後の2022年には
6倍にも膨れ上がるようです。

こんなに明確で分かりやすい
上昇トレンドってなかなか
ありませんよね。

つまりあなたのビジネスを
この波にどう乗せるか?

ここは早めに手を打つことを
考えておいたほうが間違いありません。

Google、Facebookの方針変更

インターネットに広告を出す以上、
避けて通れないGoogle。

私もこれらの企業には開業以来
多大な投資をしてきました。

しかし最近大きな変更があったようです。

これからは普通に記事を発信しても
“あること”をしないと
ヒットされにくくなる。

それは「動画」がないWEBは、
検索下位に転じるということ。

確かに私も自社をWEB検索して
みたら検索2番目にこないだ作った
動画が入ってきていました。

ちょっと前に作ったばかりなのに、

もう2番目なの!?

動画ページが検索上位になるように
システムが変化しているようです。

これは確かに、ホントだ。

じゃあ、動画をプロのクオリティで
作ればいいのかというと、

そうでもなくて、

個人メディアのスマホやPCでは
ライトな動画の方が好まれます。

ユーチューバ―という仕事が
職業として成り立っているように、

人気の動画コンテンツは、
かしこまりすぎないところが
ポイントになります。

かといって我々FPは砕けすぎては
勿論ダメで、

どこかに着地をしていく必要があります。

時代は、”スマホ×動画”。
そして真面目に作りすぎてもダメ。

さて、あなたはこの流れにどう
対応していますか?

PS

個人的にこのネタはかなり
面白そうだぞってことで、

企画から制作までを自らが実験台に
なってやってみようと思っています。

もし良いのができてうまくいったら、
動画マーケティングセミナーなんかも
開催できたらいいなあと思っています。

乞うご期待(笑)

昆知宏
新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

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