あなたは、人が一度行ったお店に
行かなくなる理由はなんだと思いますか?
料理屋さん、マッサージ屋さん、雑貨屋さんなど、
世の中には色んなお店がありますが・・・
一度行ったらそれっきりになる場合はよくあります。
その理由は一体何なのでしょうか?
・料理や商品の質が悪かったから?
・店員さんの態度がテキトーだったから?
・お店の中が汚かったから?
確かに、このような理由も考えられますが、
これらは一番の理由ではありません。
大きな原因は、他にあるのです。
では、それは一体何かと言うと・・・
忘れるから
です。これが、一番大きな原因です。
得に何か不満があったという話ではなく、
単純に存在を忘れてしまうことが問題なのです。
これは、FPの場合でも当てはまるものです。
既存のお客さんが、”2人目のこどもが生まれた”、
とか、”家を買いたい”などの状況になっても、
あなたの存在が忘れ去られていたら相談にはきません。
他の人に話が行ってしまう場合も十分にあります。
これは、できることなら避けたい状況ですよね。。。
この問題の解決策
では、一体どうすればいいのか?
この問題に対する最も有効な解決策は、
『接触回数を増やす事』
です。
これが一番の解決策です。
また、ここで大事なのは、
“時間”ではなく”回数”が大事だということです。
何回も目にする人のことは
なかなか忘れないですよね。
例えば、3年か4年前に会って
何時間も一緒にいた遠い親戚よりも、、、
10秒しか対面しないけどよく見る
コンビ二の店員の方がはっきりと
覚えているはずです。
つまり、あなたがお客さんから
忘れられないようにするには、、、
何かしらの手段で接触回数を
増やす必要があるのです。
フォローアップの方法
つまり、お客さんから繰り返し相談を受けるには、
何度も何度も接触をしていく必要があります。
具体的には、
・対面で会う
・電話をかける
・ニュースレターを送る
・メールを送る
このような方法がありますね。
ただ、これ以外にも超簡単な方法が
1つあるので、それを紹介したいと思います。
フェイスブックを使う
フェイスブック嫌いな人は
使えない方法ですが、、、
“接触頻度を増やす”という観点で
フェイスブックを使うのは有効な方法です。
方法は、簡単です。
①お客さんと友達になる
②普通に日常の出来事を投稿する
っていうだけです。
こうすると、自分の投稿が自分の
お客さんにも見えるようになるので、
“この人はこんなことやってるんだ〜"
と思ってもらうことができます。
直接のやり取りではないので密度は
濃くないですが、大事なのは接触回数です。
投稿の内容は?
お客さんと友達になるのはいいけど、
どんな内容を投稿したらいいの?
という話ですが、基本的には何でもOKです。
(もちろん、見られるとヤバいものを
投稿するのはNGですが・・・)
新規顧客の集客を考える時には、
相手の役に立つ専門的な知識を
出して行く必要がありますが、、、
既存客向けだったら、、
"今晩は○○というお店に行きました。
□□がめちゃくちゃおいしかったです"
みたいな情報でも大丈夫です。
むしろ、そういう”日常的な”情報は
どんどん出していっても構いません。
なぜなら、一度あった人とは関係性が
できているので、その人が何をしているのか
について興味を持ってくれるからです。
全く知らない人のランチを見ても
つまらないですが、知っている人
だったら楽しく見れますよね。
なので、投稿の内容はそんなに
気にする必要はありません。
むしろ、パーソナリティが出ている方が
親しみやすいので望ましいです。
料理屋さんの情報とか載せてると、
『○○さん、私もそこ行ってますよ。
おいしいですよね〜。』
みたいな会話にもなるそうです。
そこまで関係が出来くると強いですよね。
フォローアップ、できていますか?
フォローアップは、やらないよりは
やっておいた方が確実に良いです。
ただ、効果はすぐには実感できないと思います。
しかし、長い目で見ると、既存のお客さんとの
繋がりを深めておく事は必ずプラスになります。
思わぬ大きな案件を任せてくれたり、
良い方を紹介してくれたりなどなど・・・
実際に、そういう体験をした人を
何人も見てきました。
まずは、簡単にできることからでも
はじめてみてはどうでしょうか?