おはようございます。
先週はゴールデンウィークのため、お休みをいただきましたので、2週間ぶりです。
さて、最初に、あなたに質問です。
FPのあなたは、
「顧客にサービスを提示して、成約しなかった。」
という経験ありませんか?
多くの方が経験しているのではないでしょうか。
私も何度も経験してきました。
そして、何度も心が折れました。。。
でも、そんな失敗をした時。
あるいは、うまくいかなかった時。
せっかくなので、うまく次に活かしていけるといいですよね。
できれば、
「失敗を成功に変えられたら最高」
ですよね。
今日は、そんなことができる具体的な方法についてお伝えします。
元々は接着剤の失敗作
話は変わります。
ポストイットという商品がありますよね。
一般名称でいうと、「付箋」ですかね。
本やノートなどに、貼ってはがせるとても便利な商品です。
このポストイット。
実は、失敗から生まれた商品だそうです。
元々、ポストイットを作っている会社は、接着剤のメーカーでした。
接着剤というのは、
「くっつく」
というのが大事ですが、
それと同時に、
「くっついた後、離れない」
ということが重要な商品です。
でも、接着剤を作る過程で、
「くっつくけど、すぐに離れてしまう」
という失敗作ができてしまったそうです。
失敗をそのまま終わらせないという想い
でも、それをそのまま失敗で終わらせたら、もったいない。
そんな想いから、
「何か別の使いみちはないか?(転用できないか?)」
という観点で考えた結果、生まれたのがポストイット。
「すぐに離れる」
という点が逆に利点になっている商品です。
今では、世界中の人にとって、必要不可欠な商品になっていますよね。
これは、
「失敗を失敗で終わらせることなく、別の使い道を考えて、成功に変えた」
という事例です。
このように、
「少し変えるだけで、成功に変えられないか?」
という視点を持つことはとても大切ですよね。
少し変えるだけで成功に変える視点
私たちFPもうまくいかなかったり、失敗したりした時に、この事例と同じように、
「少し変えるだけで、成功に変えられないか?」
という視点をもっておくことはとても重要です。
それができると、
失敗が無駄になる確率を大きく下げることができます。
また、
「失敗したら、少し変えて活かせばいい」
という視点とその具体的な方法を知っておけば、失敗が怖くなくなりますから。
ぜひ、この、
「少し変えるだけで、成功に変えられないか?」
という視点は、常に持っておいてほしい観点です。
少し変えるポイントの見つけ方
では、ここで問題になるのが、
「どのように、少し変えるポイント」
を見つけていけばよいのか?ということ。
ここで役立つのが、
オズボーンという方が整理している9つのチェックリストです。
オズボーンさんは、有名な
「ブレーンストーミング」
の考案者です。
この9つのチェックリストを活用することで、
「少し変えるポイント」
のアイデアを生み出すことが可能です。
9つのチェックリスト
では、9つのチェックリストを簡単に記載しておきます。
こちらの視点を順番に考えていくことで、色んなアイデアを生み出しやすくなります。
1.転用
今あるものをそのままに、新しい使い道を考えられないか?
(例)ポストイットの事例
2.応用
別の所からアイデアを借りられないか?
3.変更
色や形、頻度などを変えられないか?
4.拡大
大きくしたり、増やしてみたらどうか?
5.縮小
逆に、小さくしたり、減らしてみたらどうか?
6.代用
他のもので代用できないか?
(例)パスタの原料を、小麦粉から米粉に変えるなど
7.置換
順番や言葉などを、入れ替えてみたらどうか?
8.逆転
順番や前後を逆にしてみたらどうか?
9.結合
他のものと組み合わせたらどうか?
以上、9つになります。
何かを考える時に、こういった指針があると、考えやすいですよね。
※「ゼロからつくるビジネスモデル(井上達彦著)」P354を参考に作成しています。
具体的に詳しく知りたいあなたは
もっと知りたいなと思ったあなたは、インターネットで、
「オズボーン チェックリスト」
と検索をしてみてください。
色んな解説記事が出てきますし、具体例を元に書かれていますので、学びが深まるはずです。
少しでも、あなたのビジネス発展の役に立てば幸いです。
P.S.
このオズボーンのチェックリストは、活用できるようになっておくと、ビジネスの発展スピードが加速します。
また、失敗への恐怖も小さくなります。
なので、一人でも多くの人に活用いただけると嬉しいので、
来週は、このリストの活用法を、
「具体的な事例に落とし込んで、解説するような記事」
を書くかもしれません。
書いてみて、わかりやすく伝えられそうなら、やってみますね(^^)