『Where are you from?』
家の近くのコンビニに行ったら、
妻が外国人のコンビニ店員さんに話しかけられていました。
田舎はまだだと思いますが、
東京など都心部に行くと外国人の店員さんは多いですよね。
妻がカナダ人なので、
同じ外国人として親近感を持ったのでしょう。
一緒に話をしてみると、ネパール出身の
女性ということがわかりました。
にしても、コンビニで働いている外国人はすごいですよね。。
僕は大学生の頃にちょっとだけファミマで
バイトをしたことがあるのですが、
覚えなきゃいけない業務が多すぎてびっくりしました。
・公共料金の支払い方法
・チケットの取り扱い
・宅急便のお預かり
など、すぐには覚えられず大変だった思い出があります。
日本語を母国語として喋る日本人でも大変なのに、
同じことを外国語(日本語)で全部やっている
外国人の方は本当にすごいと思います。
さぞかし大変だろうと思って、
「コンビニの仕事って大変じゃないですか?」
と聞いてみると、帰ってきた答えは・・・
毎日泣いていました
「もちろん。最初の頃は毎日泣いてました・・・」
というものでした。
それはそうですよね・・・
慣れない環境で、言葉もよくわからない。
覚えなくてはいけないことは山程あるし、
仕事のやり方がわからないとお客さんに怒られる。
僕も経験があるからわかるのですが、
特にタバコの注文とかは戸惑いました。
「PM1つ」
とか言われるのですが、それが
フィリップモリスというタバコであることが
全く理解できず固まったこともあります。
そもそも、フィリップモリスというタバコがあることも知りませんでした。
それだけでも大変なのに、今では〇〇ペイが
増えて何がなんだかわからなそうですよね。
英語を覚えるのに一番大切なこと、知ってますか?
そんな環境の中で働いているので、
辛いとは思うのですが日本語はすぐに上手くなるのだと思います。
ここで、少し話は変わるのですが、
日本人が英語を覚えるのに一番大切なことって何だと思いますか?
「1日○分、聞き流すだけ」
とか、そういうのではないですよ。
英語教材のキャッチコピーになっているような
言葉にはその答えはありません。
これは、この前TEDという有名人や専門家の
スピーチをまとめた動画の中で専門家が言っていたのですが、
『その言語が必要な状況下に身を置くこと』
です。
これは、僕が英語を話せるようになった
経緯を振り返ると完全に納得できます。
僕は大学生の頃に1ヶ月半くらいヨーロッパを
1人で周遊していたのですが、その時は英語を
喋れないと生きていけない環境でした。
その時に学んだことは、今まで学校で習った
ものよりもはるかに頭に定着したと思います。
それに、今は妻がカナダ人なので日常の
コミュニケーションを英語で取ります。
そうなってくると、もう勉強するつもりはなくても身についてくるものです。
物事を最速で学ぶ方法
話を戻すと、コンビニで働く外国人の
日本語上達スピードはかなり早いでしょう。
友人に国際企業で働いている外国人がいるのですが、
職場で使う言語が英語だと日本語はほとんど上達しないそうです。
何が言いたいかと言うと、
『物事を最速で学びたいのなら、それが必要となる環境に身を置く』
というのが最も重要だということです。
これは、英語学習だけではありませんよ。
ビジネスでも同じことが言えます。
これに勝る学習方法はない
例えば相続のことを学びたいのなら、
相続のセミナーを受けたり本で勉強することも大事ですが、
『実際に相続の相談を受けること』
に勝る学習方法はありません。
同じく、マーケティングを学ぶ場合でも、
セミナーや本で学ぶだけではなく、
『実際に行動をしながら学んでいく』
のが最も効率の良い勉強方法です。
知識を学ぶだけだと、わかった気になるだけで、
実践的なものは身につきません。
「いつか必要になるだろう」ではダメ
なので、もし何かを最速で学びたいのなら、
『それが必要となる環境に身を置く』
ことを重視してみて下さい。
「いつか必要になるだろう」
という理由で学ぶのではなく、
『今この瞬間に必要なもの』
だけを学び、実行を同時にしていくのです。
そうすれば、成果が出るスピードは格段に早くなるはずです。
逆に、この方法以外だと
「あれも学ばなきゃ、これも学ばなきゃ」
と、知識を学ぶだけでお金と時間を浪費する
"知識のアリ地獄”にはまってしまうので、気を付けてくださいね。