結構前のことですが、
住宅相談に関するセミナーを
開催した時に面白いことがありました。
FPライズで主催をしたセミナー
なので、もちろん対象となるのは
「FPとして独立をしている、
もしくはこれから独立をする人」
になります。
しかし、セミナーの参加者名簿を
見ていると、明らかにFPではない
職業の参加者がいるのです。
よく見てみると、参加者のうち
2名がFPではありませんでした。
1人は、工務店経営者。
そして、もう1人は建築士。
「なんでFPでもないのにFP向けの
セミナーに参加するんだろう?
もしかしたら、FP的な手法を
取り入れて活かしたいのかな?」
と僕は考えていたのですが、
実際にセミナーが終わってみると
その考えが間違っていたことがわかりました。
その2人がセミナーに来た理由、
それは・・・
セミナーに参加した理由
『提携先を開拓するため』
でした。
世の中には
『FPと提携をしたい』
と考えている会社や
事業主が存在しています。
そして・・・
うちで開催するセミナーには、
FPの人がたくさん集まります。
それをわかっている人が、
提携先を見つける場として
セミナーに参加していたのです。
こちらとしては当初の目的と
外れてしまうのでそこまで
喜ばしいことではないのですが・・・
賢い発想ですよね。
提携先候補パラダイス
FPと提携をしたい人に
とってはセミナー会場は
『提携先候補』
で溢れているということになります。
わざわざDMを送ったり、
メールや電話で問い合わせを
してアポを取る必要もありません。
ただ声をかければいいだけです。
それに、周りに競合は1人もいません。
これは楽ですよね。
上手くいけば良い提携先を
見つけることができますし、
あまりリスクがある訳ではありません。
コストとしては、セミナーの
参加費を払って移動するくらいです。
あなたも応用できる
そして・・・
ここまで読んで頂ければ
わかったかと思いますが、、
これは、自分が提携先を見つける
時にも使える手法ですよね。
探してみれば、特定の事業者向けの
セミナーというのは数多く存在しています。
『葬儀社向けのセミナー』
『結婚式場オーナーの為のセミナー』
『リフォーム業者向けのセミナー』
など、こういったセミナーに
潜り込めば簡単に提携先候補を
見つけることが可能です。
インターネットで情報を探せば、
すぐにこういったセミナーを
見つけることができます。
また、特定の業界向けに
情報を発信している会社の
メルマガに登録してみるのも有効ですね。
セミナー主催者も提携先候補
さらに、視点を少し変えると
『セミナー主催者』
も提携先の候補になりますね。
小さいこどもを持つ親に
FPサービスを提供したい場合は、
『小さいこどもを持つ親に対して
セミナーを行っている人や会社』
を見つけてセミナーに参加し、
主催者に提携の話を持ちかけることができます。
僕も実際に、
『FP向けにセミナーを行っている人』
のセミナーに参加し、講師に
提携を話をして良い関係を
作ることができた経験があります。
セミナー講師は参加者を無下には
できないので、確実に話ができる
というのもこの手法の良い所です。
ビジネス飛躍の可能性
このような視点を持つことで、
提携先開拓の可能性はグッと広がります。
何しろ、複雑なことはないですし、
必ず対面で話をすることになるので
話がスムーズに進む場合が多いです。
1つの良い提携関係があることで
ビジネスが大きく飛躍することは
そんなに珍しいことではありません。
この手法は、そういった飛躍の
原動力になる可能性を秘めています。
もし使えそうだったら積極的に
活用方法を考えてみて下さいね。