FPのあなたは、同業(FP)との
連携をうまくできていますか?
例えば、司法書士や税理士は
業務の種類が少ないため、
同業での連携や紹介は
発生しにくいです。
しかし、FPや行政書士などは、
業務が広範囲にわたり、種類も
多いため、
同業同士での紹介や連携が可能です。
また、それによって、
あなた自身も大きな
メリットを得ることができます。
でも、、、
「連携をする仕組みや考え方」
を理解した上でないと、トラブル
になったり、連携がうまく
いかなかったりします。
今日は、、、
「FPが同業FPとどのように
連携をしていけば、ビジネスを
発展させることができるのか。」
について、お伝えしたいと
思います。
私が、多くのFPの方を
実際に見てきている中で、
うまくいっているケースが
多い3つの方法のうち、
今日は、一番簡単にできる
方法をお伝えしますね。
もし、あなたが、、、
「サービスを提案しても断られることが多い」
のなら、今日の話は役に立つ
内容になっています。
見込み客に対するアプローチ
3つの方法のうち、
1つ目の方法は自分の見込み客に
対して、使う方法です。
つまり、まだあなたのお客様に
なっていない方に対して、
他のFPとの連携を活用する方法です。
例えば、、、
あなたが保険コンサルを
メインに活動しているとします。
その場合、
「見込み客があまり保険に関心がない
ケース」
ってよくありますよね。
そんな見込み客に対しては、保険の
話をしても、聞く耳を持って
くれません。
そういった時に使える方法です。
見込み客の話をよく聞いてみると、
「良い家を安く買いたい」
という強い願望があったとします。
そんな時は、
「住宅購入」
を専門にしているFPを紹介し、
一旦見込み客を預けます。
この段階では、あなた自身の
サービスの話は一切しません。
終わったら返してもらう
そして、少し時間は先になりますが、
住宅購入のコンサルが終わったら、
一度預けた見込み客を返してもらいます。
これは、ご紹介するFPにお願い
しておかないといけませんね。
そして、見込み客が帰ってきたら、
その段階で初めて見込み客に
保険のご提案をするのです。
このステップを踏むことによって、
時間は少しかかってしまいますが、
当初は聞く耳を持ってくれなかった
保険の話を聞いてもらえるように
なります。
なぜなら、あなたは見込み客に
感謝されている状態からスタート
することができるからです。
結果として、もちろん、成約の
可能性も高まりますよね。
連携の2つのポイントは?
この連携方法のポイントは、
2つあります。
1つ目のポイントは、
「見込み客の強い悩みや願望」
を解決できるFPを紹介することです。
そのためには、見込み客の悩みや
願望をヒアリングすることが
とても大切になります。
そして、もう1つのポイントは、
「あなたと業務内容が重ならないFP」
を紹介することです。
業務内容が重なってしまうと、あなたの
仕事にならないですから。
少し時間はかかりますが・・・
こういった流れをたくさん作って
おくことができれば、あなたの話を
聞きたい見込み客が、
あなたの所に次々と帰ってくる状態を
作り出すことができます。
結果、少し時間はかかりますが、
集客にも成約にも困らなくなりますよね。
結果が出るまでには少し時間が
かかりますが、強力な方法ですので、
是非やってみてくださいね。
仕事内容の理解・信頼関係が重要
ちなみに、
この連携を他のFPと行うには、
「他のFPの仕事内容や得意分野など」
をしっかりと理解する必要があります。
そして、お互いに信頼関係を作る
必要があります。
そうしなければ、結果的に、
トラブルになってしまったり、
自分のプラスに全然ならなかったり
するからです。
見かけ上はあなたとは違うサービス
だったとしても、
実は、
「あなたの専門分野と重なっている
部分もやっている」
ということもよくありますので。
そのために、、、
もし、あなたの近くに
「この人とならうまく連携できそうだな」
と思う人がいたら、是非一度
じっくりと話をしてみてください。
そして、お互いの仕事内容を
理解する努力をしてみてください。
すると、連携によって、あなたの
ビジネスを効率よく回す方法が
見つかるかもしれませんよ。
連携できる人が見つかれば、
お客様から受取るフィーの額のアップ、
成約率のアップ、集客力のアップなど
様々なプラスの効果が出てくるはずです。
P.S.
最近は、オンラインが随分
発達してきました。
もしあなたの近くに連携できそうな
FPが見つからない場合は、
離れた場所のFPでも良いと思います。
オンラインでお客様にコンサルを
することもできる時代ですので。
連携できるFPが増えれば増えるほど、
あなたの力になっていきますよ。
P.S.2
残りの2つの
「同業FPとの連携方法」
は、来週以降お伝えしますね。