補助金で安くテレワークができる仕組み

中西雅司

「たった1,000円で、ホテルで丸一日テレワークができる」

先日、私は、こんな仕組みを使ってみました。

とても快適で、楽しく仕事をすることができました。

これは、東京都の補助事業なので、東京都の方だけが使えるものですが、

調べてみると、全国的に、

・テレワーク

・ワーケーション

の補助金を出しているものがあるようです。

今日は、

「仕事の場所も時間も、自由に決められる私たち」

だからこそ使いやすい自治体の補助制度についてご紹介しますね。

オミクロンの状況も見ながら、上手に使ってみてください。

ホテルが1日1,000円

まず最初にご紹介するのは、私が年末に使ってみて良かったもの。

それは、東京都の事業で、

「たった1,000円でホテルを丸1日テレワークに使える」

というものです。

通常6,000円くらいかかるようですが、東京都の補助により、1,000円で使うことができます。

ホテルにより、使える時間は異なりますが、一番長く使えるホテルでは、

「朝6時~夜11時まで」

使うことができて、1,000円です。

この施策は、一旦昨年いっぱいで終わりましたが、

1月11日~3月18日の間で、再び実施をしています。

東京都在住または東京都在勤の方は参考にしてみてください。

東京23区
https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/tourism/kakusyu/telework-kubu/

多摩地域(立川・八王子・町田・府中など)
https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/tourism/kakusyu/telework-tama/

ワーケーション事業

それ以外に、使えそうなものとして、

「ワーケーション推進事業」

というものがあります。

ワーケーションというのは、

「ワーク(仕事)」と「バケーション(休暇)」

を合わせた造語です。

リゾート地などで、休みを取りつつ、テレワークをするという働き方のことです。

先ほどの、テレワーク施策は、利用できる人が限定されていましたが、

こちらは全国の方が利用することができます。

栃木県

いくつか調べてみましたので、ご紹介します。

例えば、栃木県日光市のワーケーション事業。

https://www.city.nikko.lg.jp/seisaku/workation.html

こちらは、宿泊費の半額を補助してくれるそうです。

対象者は、

「日光市内の宿泊施設を利用してワーケーションを実施する民間企業又はその社員」

とありますので、

「個人事業主も対象になるのかどうか」

を問い合わしたところ、担当の方がとても丁寧に教えてくださいました。

結論としては、

「個人事業主も対象になる」

とのことでしたので、私たち独立系FPのほとんどは利用対象になりそうです。

特に、日光に行きやすい、関東や東北の方は利用しやすそうですね。

時期としては、一旦は3月いっぱいまでの利用が対象とのことですが、次年度以降も、継続となるかもしれません。

広島県

他にも、こんなものもありました。

広島県呉市
https://www.city.kure.lg.jp/soshiki/7/workcationmonitor.html

こちらは、法人も個人も対象になるとの記載があります。

こちらは、補助金という形ではなく、

「ワーケーションのモニター」

という形のようです。

期限は3月1日までですね。

宿泊費や交通費は自己負担のようですが、

広島県内(呉市以外)の方は2万円、広島県外の方は4万円の報奨金がもらえるそうです。

中国地方、九州、四国、近畿あたりの方は利用しやすいかなと思いました。

独立系FPをますます楽しもう

他にも探せば色々とありそうなので、独立系FP同士で情報共有するのも面白そうです(^^)

会社員の場合、働く時間も働く場所も一定の制限があります。

でも、独立系FPはそうではありません。

独立系FPは、働く場所も働く時間も自由に決めることができますよね。

なので、こういった制度も上手に使いながら、ますます楽しく事業をやっていけるといいですね。

また、何か面白そうな情報がありましたら、お知らせしますね。

これからもあなたの活躍を心から応援しています。

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

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