いつもと違うちょっとしたことをするだけで結果が好転する。
こんなことがあるとしたら、あなたは興味がありますか?
今日はこんな話をします。
先日、自分の妄想建築の設計に
無償で付き合ってくれたお礼として、
その設計事務所のアピールポイントを
パワーポイントにまとめて初回のお客様に
渡す資料づくりのお手伝いをしました。
価値と価値の交換です。
自分のこととなると途端によく分からなくなるのに
他の人のプレゼン資料となると、
「こうするといいんじゃないか!?」
「ああするといいんじゃないか!?」
と客観的に分かるのが不思議です。
初めに作った資料は単なる説明に終始していて
はっきりいってつまらないものでした。
実際に話を聞いていても
「結論は?」
「結局どうなの!?」
という感じで最後まで心地よく
聞けないものでした。
これの答えは明確で、
説明ではなく相手のメリットを語れ!
ということに尽きるのですが、
改善したスライドでもあと何か
少し工夫が欲しい感じ。
色々悩んだ結果、これだ!というものが思い浮かび
結構いい感じになりました。
さて、それはなんだと思いますか?
音楽の力を借りてみた
なーんか、
つまらない代り映えしないプレゼンが
ちょっとした工夫でガラッと雰囲気が変わる。
答えは、
プレゼンの最中にBGMを追加したことです。
今回の場合は家づくりを考えている人に
向けてのプレゼンですから、
・ワクワクする感じ
・創造している感じ
・クリエイティブな感じ
これをなんとなく満たすものを
YouTubeの作業用BGMで探して、
それっぽいものがあり試しに
プレゼン時にかけてみたわけです。
たったそれだけ、入ってくる内容が分かる。
話をワクワクしながら聞けるようになる。
という変化が起こりました。
思った以上に感情の変化がBGMの有無に
よって変わったので自分もぜひとも
今後採用しようと思ったのです。
結婚式のエンドロール
この手の効果が特に大きいのが、
結婚式のエンドロールですよね。
いままでの生い立ちから現在までを
編集したものであったり、
結婚式当日から現在までを即時に
編集してお開きのときに上映する
なんていうものも流行っています。
このエンドロールですが、
BGMがなかったバージョンと
BGMがあるバージョンを想像してみてください。
BGMがなかった場合はその感動、
感情に与える効果は半分以下に
なる事が容易に想像できませんか?
実際そうですよね。
つまり何が言いたいかというと、
誰かに向けて何かを伝えたい場面では
BGMによる効果は大きく
状況によってはその力をもっと
活用した方が良い!
ということです。
ただ音楽をかければいいってもんじゃない
まず原則としては、
映像を黙ってただ見るケースではない場合
例えばスピーカーが話しながら説明をする
ようなケースではボーカルがないものがいいです。
ボーカルがあるとただうるさいだけになります。
また、雰囲気に合ってないものもNGです。
以前その設計事務所ではBGMをかけていて
それがJ-POPのオルゴールだったのですが
これはどう思いますか?
私は、「日帰り温泉か!」
と突っ込んでしまいました。
これは明らかに雰囲気は合っていません。
最近センスのあるYouTubeを見ていても
BGM選択が秀逸であるものが多いように
思います。
というかBGMによって映像を最後まで
見ることができたり頭に入ってくる
度合いに明らかに変化があるなと思いました。
別にいい曲とか有名な曲である必要はなく
フリーの音源でも雰囲気に合っているかが
大事です。
うまく使いこなすと思った以上に
効果がありますのでぜひあなたも
試してみてください。