恐れたら動くチャンス

新宿のカフェより
執筆者:中西雅司

   

「起こるかもしれないことを恐れて何もしないより、たとえ良くない結果に終わったとしても、大胆になって危険を冒す方がいい」

これは、古代ギリシャの歴史家・ヘロドトスによる、約2500年前の名言です。

想像もできないほど昔の言葉ですが、現代でも驚くほどそのまま当てはまります。

誰にでもある「未来への恐れ」

「うまくいかなかったらどうしよう」

「提案して断られたらどうしよう」

「値上げしたら問い合わせが来なくなるかもしれない」

こういった「未来への恐れ」は、きっと誰でもありますよね。

私も毎日のように恐れています。

でも、ヘロドトスは2500年前にすでに言っています。

恐れて何もしないことこそが、最大の失敗だと。

行動した人にしか、経験値は貯まらない

実際、、、

やってみると、うまくいかないこともあります。

でも、たいていの場合、取り越し苦労に終わります。なぜなら、想像していたほど、よくないことは起きないからです。

だから、やればいい。

たとえ、仮にうまくいかなくても、行動した人には必ず「経験値」が貯まります。

やってみることで、

・どこが悪かったのか

・何を変えればいいのか

などの、実際に動いた人にしか分からない学びが得られることになります。

なので、あなたがもし何かに恐れて、行動するかどうか迷っているなら、

「やらないより、やったほうがいい」

このヘロドトスの言葉通りに、動いてほしいと思います。

恐れを感じたら、行動するチャンス

恐れを感じたら、それは行動してみるチャンス。

だから、まずは勇気を出してやってみましょう。

PDCAという言葉がありますが、P(計画)のやりすぎは危険です。

Pの後、DCAと進んでいけるならいいですが、Pで終わってしまうケースがあるからです。

Pで終わってしまうくらいなら、いっそ Pはすっ飛ばしてD(実行)から始める くらいでちょうどいい。

少しずつでもいいので、毎日行動を続けてみてください。

その積み重ねが、あなたの未来を大きく変えてくれます。

P.S.

今年も残り1ヶ月。

どんどん行動をして、やりきった上で、新年を迎えれば、きっと新しい未来が見えるはずです。

これからもあなたの活躍を心から応援しています。

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

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