問い合わせの高きハードルの乗り越え方

昆知宏

相談者が問い合わせというアクションを
起こすために実際にどういうことをしているのか?

とっても気になりますよね。

逆にこれさえわかれば問い合わせ数を
大幅に上げる事だって可能かもしれません。

なので私は相談者の方にどういう経緯で
ここまで辿り着いたか?

という話を面談の冒頭にすることが多いです。
そしてここまで辿り着いたことを、称えます(笑)

だって自分自身でお金のことが大事だと思って
わざわざお金を払ってまでFPに相談しようと
そういうマインドになることが素晴らしいですよね。

そしてFPに相談するというアクションを
起こしただけでもその人の今後の人生は
絶対に好転するからです。

お金に苦しむ人生ではなく、
お金をよく理解し身の丈に合った
人生を送ることができる。

つまりお金に管理されない人生が送れることが
明確だからです。

そうですよね。

FPはお金のプロだから相談にさえ
来ていただければその後の人生は
いかようにも好転できます。

凄い仕事です。

ですが、一般から見るとまだまだ怪しいFPに
相談に来てもらうためには乗り越える
ハードルは決して低くなさそう。

今日はそのハードルを乗り越えるための
ヒントをお伝えしていきます。

ブログ全部読み

相談者に共通してみられる現象は、
ブログの過去記事を全部読みして
来られることです。

私の記事は400記事くらいの
ストックがありますから、

「え?本当に全部読んだんですか?」

くらいのボリューム量です。

情報量にすると1冊の本以上になるでしょう。

しかし真剣にお金のことを相談しようと
思っていればいる相談者の方ほど、
ブログの全部読みをしてこられます。

記事は400ストックあるとはいえ、
根本的に言ってることは基本一緒なので

例えば私の場合は

・家を建てると金は身の丈が大事
・第三者の意見を聞くことが大事

を繰り返し言っているようなもので
そういった価値観に共感してくれる人が
きてくれるのです。

私の経験上ブログ問い合わせというのは、
何となくですが過去記事が最低でも200。

300以上くらいになるとブログからの
集客に期待できるようになるという感じで、

広告費をかけずに良いお客さんを
集客したいのであれば、

記事を書き続けるという方法しか
やっぱりないように思います。

お金をかけずに集客したいと誰もが思っていながら
ブログ記事を継続して書くということが
できる方は実は少数です。

それだけ簡単なようで難しいのでしょう。
だからこそ取り組みがいがありますね。

ホームページも全部読み

ブログをはじめ、プロフィール。
相談の流れ。
料金について。
会社概要。

このあたりは当然ながらご覧になられます。

開業当初はブログの記事ストックも
少なかったこともあり、

「プロフィールに共感してきました!」

というのが多かったのが鮮明に記憶に
残っています。

今はあまりそれは言われないので、
プロフィールも更新の時期に来ているかも。

そういった予測もできます。

ブログの記事ストックも大事ですが、
プロフィール欄をしっかり書き込むことも
集客とは綿密に関係しています。

よくある普通のプロフィールに終わらず

・なぜこの仕事をしているのか?
・今までの職歴はどうなのか
・今後どうなりたいのか?

このあたりまで詳細にプロフィールを
書き込んでいくと目に見えて集客は
変わってくるでしょう。

またプロフィール写真も必ずプロに
撮ってもらって少しでも良い印象を
もってもらうことも問い合わせの
最後のアクションに効いてくるのです。

ここまでやってもまだ問い合わせしてくれない

ただ、ここまで徹底してもまだ高きハードルが
存在する可能性があります。

集客って本当に大変ですよね。

最終的にアクションに繋がるのは、

・他者からの推薦

であったりします。

もちろん前提条件でブログ記事の充実や
ホームページの内容から興味や共感が
あることが大前提です。

他者からの推薦とはいろいろあり
大々的なお客様の声というよりも、

・いわゆる口コミ
・インスタのいいね

というのが最近では王道になりますが
私なんかは影響力のある設計士さんから
このFPさんはいいよなんていう記事からの
流入が最近多かったりします。

(お願いしたわけではありません)

また最近はNoteなどで家づくりの記録を
ブログ等に記される相談者の方も
多くなっています。

そこでこのFPさんが良かったなど
書いてあると連鎖的にご相談を頂く
などのケースが目立ちました。

(お願いしたわけではありません)

こういうのはいずれもお願いした
わけではなく自発的に書いていただいたもので
(私もその存在を言われるまで気づかない)

やはりこういうのが大事なんですよね。

少し前に流行った記事風広告なんかは
もう嘘くさくてあんまり響きませんし
より日々コツコツ頑張って、

リアルに評価してもらうことがこれからの
時代は大事なのだと気づきます。

プラスに捉えればコツコツ地道に頑張れば
広告費を払わずとも集客できる時代です。

このコツコツで一緒に集客の高き
ハードルを乗り越えましょう。

昆知宏
新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

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