最大200万円もらえる、今年の補助金概要

中西雅司

4月になりましたね。

今年も東京の桜の時期は、あっという間に終わってしまいました。

桜の満開の期間は、1週間程度なので、

油断していると、すぐに過ぎ去ってしまいますよね。

まだ、桜が咲いている地域やこれから咲く地域のあなたは、

思う存分楽しんでくださいね。

さて、今日は、

「もらえるお金」

の話です。

先日、2022年の

「小規模事業者持続化補助金」

の制度が発表されました。

今年の特徴は、

「最大200万円がもらえる」

という点です。

いつもよりも多いです。

先日、

FPがどこまで使えるかを知るために、セミナーに参加してきましたので、

今年の制度のポイントについて、ざっくりとお知らせします。

小規模事業者持続化補助金とは

小規模事業者持続化補助金というのは、簡単に言うと、

「事業の販促などに使うお金を、国からもらえる」

というものです。

例えば、

・ホームページの制作

・広告

・販促用の動画制作

などに使うお金を受け取ることができます。

コンテスト形式

ただし、誰でももらうことができるわけではありません。

申請して合格したら、受け取ることができるというものです。

コンテスト形式です。

なので、きっちりとポイントを抑えて、申請をする必要があります。

さて、この制度で受け取ることができるお金の金額ですが、

去年までは、最大100万円の補助でしたが、

今年は、その2倍の200万円という枠があります。

もし、

200万円を受け取って、事業の拡大に使うことができるのなら、

とても良いなと思い、詳細を聞いてきました。

200万円の枠は、かなり限定的

その結果ですが、結論から言うと、

「200万円もらえる枠は、対象になるFPは少なそう」

という感じです。

なぜなら、

・従業員の雇用が条件になっていたり、

・過去に特定創業支援事業を受けていることが条件だったり、

するためです。

200万円もらえる枠は、4種類あるのですが、どれも個人のFPにとっては、厳しそうです。

なので、多くのFPにとっては、200万円の枠ではなくて、

100万円の「インボイス枠」、50万円の「通常枠」を申請するのが現実的かと思います。

3つの注意点

ちなみに、この補助金の注意点が3つあります。

それは、

「全額補助されるわけではない」

「後払いである」

「それなりに手間がかかる」

の3つです。

ほとんどの場合、補助されるのは、2/3(約66%)です。

なので、1/3(約33%)は自己負担となります。

また、後払いになるので、一度は、全額を自分で支払う必要があります。

そして、私も昨年、こちらの補助金に申請して合格をしましたが、

書類を整えるのに、それなりに時間を要しました。

これらの点は知っておいた上で、申請を検討してみてください。

初回の申請締め切りは、

「2022年6月3日(金)」

となります。

詳細は専門家に

今日は、ざっくりと、2022年の小規模事業者持続化補助金についてお伝えしました。

あくまでもざっくりとした情報になるので、

もし、申請を検討したい方は、ホームページにて確認を
してください。

小規模事業者持続化補助金ホームページ
https://r3.jizokukahojokin.info/

結構ややこしいので、補助金申請のサポートをされている

士業の方などのセミナーなどにも参加することをおすすめします。

少しでもお役に立てば嬉しいです。

これからもあなたの事業の発展を心から応援していますね。

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

関連記事