FPには、色んな収益源がありますよね。
一番の王道は、相談・執筆・講演。
FPライズでは特に相談に焦点を当てた
情報を提供することが多いのですが、
先日とあるFPの収益構造の話を聞きました。
この話はとても興味深く、
『FPとしての収入を上げるヒント』
が隠されていると感じたのです。
この話は、FPではあれば誰にも当てはまる話です。
もちろん、あなたにも。
という訳で、FPが収入を上げるヒントをシェアしたいと思います。
相談をベースに出版で稼ぐ
そのFPの方のビジネスがどういう風になっているかというと、
『相談業務を比較的安い料金で引き受ける』
↓
『相談業務から得た知見を本にする』
↓
『自分のブランド価値が上がり、執筆、講演、相談依頼が増える』
という感じになっています。
相談業務だけでは十分な収益にならなくても、本が売れるのでそちらで収益が出る。
というのが基本モデルです。
そして、本が売れたらその効果でセルフブランディングが加速し・・・
取材や講演依頼があったり、単価の高い執筆案件が来たり、相談客が増えるという流れです。
ちなみに、本はかなり売れていて相当な収益になっているそうです。
出版数も相当あります。
でも、印税収入は難しい・・・
正直に言うと、
『本の著者になり印税で稼ぐ』
というのは、誰にでもできることではありません。
なので、
「収入を上げたかったら本を書いて下さい!」
とアドバイスをするつもりは全くないです。
しかし、この事例には全てのFPに当てはまる
収入アップのヒントが隠されていますので、
今からその内容をお伝えしていきたいと思います。
相乗効果のある収益源を作る
FPが収入を上げるヒント。
それは、
『相乗効果のある収益源を作る』
ということです。
先程のFPの方の例だと、
『相談業務を行うこと』が『本の執筆』に直結しています。
本を1から書こうとすると大変ですが・・・
相談業務での体験を元にすれば、お金を稼ぎながら執筆を進めることができます。
これができれば効率が良いですよね。
1つの経験から派生させていく
この考え方をどう応用すればいいのか?
ということですが、例えば
『相談経験を活かしてセミナーを企画する』
『セミナー講師を勤め、そこから個別相談に繋げる』
『セミナーの実績を表に出してブランディングをする』
『その結果お客さんが増えるので同じサイクルを繰り返す』
という流れが考えられますね。
同じように、
『相談経験を活かして執筆(出版)をする』
『その実績を出してブランディングをする』
『その結果お客さんが増えるので同じサイクルを繰り返す』
というのもありです。
もちろん、これらを同時並行でやるのもOKです。
FP向けに展開をする
また、上記のような相談、セミナー、執筆で培ったノウハウを
『FP向けに伝える』
というのも1つの方法です。
何かを1から作り出すのではなく、既に行っている方法をまとめることで新たな収益源を作ることができます。
再現性のある方法やノウハウがあったり、有益なコンテンツがあれば成り立つでしょう。
既存の顧客基盤を活用する
さらに、もう1つの考え方として、
『既にある顧客基盤を活用する』
というアイデアがあります。
例えば・・・
既存のお客さんに対して資産運用のアドバイスを行い、その対価としてフィーを頂く。
こういう形を作ることで、新規集客の手間を省いて収入を上げることができます。
間違った収入アップの考え方
逆に、よくある間違った収入アップの考え方は、
『新しい事業を展開する』
というものです。
「これからは〇〇が来る!」
みたいな情報に踊らされて、新しいことを1から始める。
これは効率が良いとは言えません。
収益源は完全に独立したものではなく、お互いに関わり合って相乗効果があるものである必要があります。
1つのソースから複数の収益を得る
FPが収益を上げる為に必要な考え方。
それは・・・
『相乗効果のある収益源を作る』
ことです。
1つの仕事から、1つではなく、、、
2つ、3つと収益を生み出せるようにしていく。
これが、効率的にFPが収入を上げる王道だと思います。
もしあなたが、自分の収入を上げたいと考えているのなら・・・
ぜひ、この考え方を参考にしてみて下さい。