今こそしてほしいおすすめの集客法

昆知宏

「なんか案件ないですかね?どうか一つ...お願いします」

銀行からお客さんの紹介をお願いされる電話が鳴った時。

こうなると確信することがあります。

((今は何をやってもダメだな。))

あれだけ広告宣伝費をかけ営業が山ほどいる
部隊でも仕事が取れない状態。

最近は問い合わせが来ても営業系ばかり。

こういう時ってどこも集客が厳しい時の
象徴のようなものです。

今はあらゆる業種で厳しい”谷”みたいに
なっているようですね。

私はこの傾向を見てとりあえず一旦、
気持ちを切り替えることにしました。

新規を追いかけていいタイミング、
新規を追いかけていはいけないタイミング。

こういうのって
回りからの明確なサインが点灯した時は
割り切ることの大事さを実感します。

広告費の空振りが明確だからです。

だからと言っても何もしなくていいわけでは
ありません。

こういうときはどこを向けば良いのでしょうか?

新規がダメなら反対を向こう。

そうです。

既存顧客ですね。

既存顧客に会いにいこう

もしあなたが仕事の波がちょっと落ち着いて
時間があるよということでしたら、
この期間にしてほしいお勧めがあります。

それは既存顧客に会いに行って声を
集めてくることです。

具体的には、

「実際にサービスを受けた方の声」

しかし声を集めるのって実は結構大変。

まずは出演のオファーをお願いし
日程の段取りをしたり、

写真や動画掲載OKの場合は
機材を用意したり専門家を手配したり
やることは少なくありません。

そうなると忙しい時って後回しに
なりがちで大事な事と分かっていても
結局何も集めることができない。

これが私の状況でした。

そこでまさに今、時間が出来たので
既存顧客に声をいただけないか!?

と相談させていただいたところ、

「OK」

とのことで新しい仕事が少ないうちに
取材を進めていこうと思っています。

「お客様の声」ほど強いコンテンツは
いまだにない。

これだけは間違いないからです。

情報の賞味期限

とはいえお客様の声が今もまったくない
状態ではありません。

ありがたいことに”声”を頂いているのですが
どれも平気で1年以上前の情報です。

そうなるとなんというか情報の鮮度は
薄くなってきますよね。

更新されないページというのは、
いろんな意味であまり良くなくて

いつでもフレッシュな情報が
載っているサイトのほうが
見ている人には当然プラスの印象があります。

一番いいのはすべてのお客様に声を
もらうということですが、
さすがにそれは厳しいですよね。

サービスの満足度が高かった顧客に声を
お願いしてしっかりとコンテンツとして
作っていったほうが結果に繋がるでしょう。

ただ数がたくさんあることによる
メリットももちろんありますが、

良質のコンテンツが適切な数あることを
強く意識してWEBを作っていくと
新規問い合わせ機会の損失を防ぐことが
できると思います。

そしてそれはなるべくフレッシュな情報が良い。

もしあなたに今時間があるとしたら
1年情報が更新されていないものは
この機会にブラッシュアップをしていきましょう。

声のもらい方

お客さんから声をもらう時は、
Q&A方式で紙に書いてもらうという
方法ももちろんいいのですが、
それ以外にもおすすめなのがお題方式です。

一番いいのはインタビュアーがいて、
一つのお題にお客さんと対談形式で
ざっくばらんに会話をして、

それを動画撮影(もしくは録音)して
文字起こしし編集をすることです。

もしインタビュアーがいなければ
お題を決めて普通に対談形式でも
かまいません。

例えば
「相談するときに何に悩んでいましたか?」

というお題は紙に質問を書いて答えを
書いてもらってもあまり話が膨らみません。

しかし対談形式で話をすることで
事前に用意してもらわなくても本音や

具体的なエピソードが聞き出せるし、
要点の編集ができるからです。

編集した内容を相手からも見て頂き
許可をいただいて掲載したほうが、
より躍動感のあるコンテンツを作れるでしょう。

一番ベストなのは対談動画を掲載することですが
動画は心理的なハードルがあるので、
そこは相手次第ですから無理はしなくても
良いと思います。

動画を編集する時間も大変なので
まずは写真と文字レベルでも十分です。

何よりもコンサルティングを過去に共にした
お客さんに久しぶりに会えるだけで
ワクワクする気持ちになる。

これが一番大事かもですね。

昆知宏
新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

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