もう東京に住むのやめようかな

石塚駿平

コロナの感染者がまた増えてきましたね。

いわゆる、『第3波』とも言われる状況になってきています。

3月か4月頃には、

「8月くらいまでに落ち着くだろうから、セミナーはそこまで延期しよう」

というような状況判断をしている所もありました。

でも、今の状況を考えるとなかなか予測できないですよね。

こういう状況でもあるので、僕はもう

『全部オンラインで業務が回るようにする』

という方向に舵を切りました。

コロナが終わったとしても、これが基本的な考え方になると思います。

そして、実際にそういった体制を整備したのですが・・・

そこでふと、気づくことがありました。

気付いていしまった事実

それは、

『東京に住んでいる意味はもうないな』

ということです。

元々、僕が東京に住んでいた理由としては、

・東京には情報が集まるので、セミナーなどに参加しやすい

・対面での打ち合わせがやりやすい

・セミナーを開催しやすい

というのが主な理由でした。

後は、個人的な理由として

「なんとなく東京に住んでみたい」

という感じですね。

理由が全て吹っ飛んだ

でも、コロナの影響でこれらが全て吹っ飛びました。

なので、今東京にいる理由としては友達が住んでいるということくらいです。

それに、元々僕は茨城県土浦市の出身です。

田んぼに囲まれていて夏になるとカエルの大合唱が始まったり、、

朝早くにキジの鳴き声が聞こえるような場所で育ちました。

なので、建物や人が多すぎる東京はもういいかな〜

とも感じてきています。

妻もカナダの人口3〜4万くらいの小さい町の出身なので、人が多い東京は慣れないようです。

オンライン化で地方回帰

という訳で、すぐという訳ではないですがいずれ東京を離れることになると思います。

僕は大学の時に大学のキャンパスがある埼玉県の所沢に4年住み、その後から10年ほど東京に住んでいます。

時間的には十分過ごしたかな、という感じですね。

ちなみに、コロナの影響で東京から離れる人も増えてきているようです。

仕事でリモートでできてしまったら、やっぱり東京にいる意味は薄くなりますよね。

東京を離れれば自然も多くなるし、家賃や住宅価格も安いのでそちらの方が魅力的に映るはずです。

時代の流れを感じますね。

オンライン会議ツールの浸透

ちょっと話を戻しますが、僕が

『東京に住んでいる意味はもうないな』

と思うきっかけとして強く感じたことがあります。

それは、

『オンライン会議ツールの扱いに慣れている人が圧倒的に多くなった』

ということです。

Zoomのリンクを送るだけでスムーズにオンライン会議ができますし・・・

セミナーをZoomで開催してもみんな慣れている感じがします。

一度も対面で会うことなくオンラインだけで完結するケースも増えているので、実感として

「これならオンラインだけで行けるな」

と感じるようになりました。

ただ、一般人まではまだ浸透していない

ただ、これは事業主に限ったことで、一般の人はまだまだそこまでは行っていないと思います。

Zoomを使いこなしている訳ではないですし、他のオンライン会議ツールにも慣れている人は少ないでしょう。

なので、一般向けのセミナーをスムーズに運営するのは難しいかもしれません。

聞いたところによると、一般向けだとYoutubeライブ配信を使うのがやりやすいようです。

ただ、オンライン会議ツールに慣れている人はまだまだ少ないという感じですね。

LINEは使いこなせる人は多いですが、ビデオの質などが少し悪いのがネックです。

一般の人にも浸透するツールが出てくると、今後状況は変わるかもしれません。

コロナのプラス面

技術が進歩して、オンラインで面談をするのが当たり前になる。

こういった状況は、いずれかの時点で実現してくるでしょう。

もちろん、対面には対面の良さがあるのでなくなることはないと思います。

しかし、そういう状況になる想定はしておいた方が良さそうですね。

いずれにせよ、オンライン化の加速はコロナによってもたらされたプラス面です。

うまく利用して、ビジネスや生活の質の向上に繋げたいですね。

石塚 駿平
株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。

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