相談案件を獲得したキャンペーン事例

石塚駿平

今回はスイスの村、
ツェルマットで記事を書いています。

スイスと言えば、大学生の
時に来たときは現地通貨を全く
持たずに通過した記憶がありますね。

スイスはEUに加盟してないので、
通過はスイスフランです。

ただ、その時はもう両替できる
お金がなかったので0スイス
フランで挑みました。

結果として、一緒に泊まっていた
人に現金を恵んでもらったり、、、

ブラジル人に飯をおごってもらったり
しながら楽しく過ごすことができました。

これもいい思い出ですね。

ちなみにツェルマットは
マッターホルンの麓の村です。

この村にはいくつもの展望台が
あり、3000mくらいだったら電車や
リフトで簡単に行けてしまいます。

マッターホルンを含め、
超絶景の山々が広がっているので、
観光としては超おすすめです。

ヨーロッパは色々行きましたが、
個人的にはスイスが一番好きです。

ちなみに写真はこんな感じです。

matterhorn

意識していなかったメニュー

ちょっと話は変わりますが、
この前行っていたイタリアの
レストランでこんなことがありました。

そこは口コミを見て予約を
していたレストランで、

「ビステッカ(ステーキ)が美味しい」

と書いてあったので、
家族4人で2つ頼むことにしたのです。

そしたら、注文を取ってくれた
陽気なイタリア人のおじさんが、

「ビステッカを2つ頼むんだったら、
1つをこっちをするのがお勧めだよ!
すごく美味しいから!」

と、別のステーキを勧めてくれました。

それはメニューに書いてあったので
存在はわかっていたのですが、
特に気にかけてはいませんでした。

しかし・・・

これが食べてみると大当たり。

分厚い熟成肉にキノコのソースが
かかっていたステーキだったのですが、、

肉が厚いにも関わらず柔らかい!

そして、噛む度に熟成された
肉のうまみが口一杯に広がります。

本当に、”肉のうまみ”が
爆発するような感じです。

キノコのソースも丁寧な
仕上がりで肉によく合います。

これは本当に美味しかったですね・・・

とある方法で相談客を獲得

このように、例え美味しいものでも

「存在はわかっているけど、
勧められないと頼まない」

ことはありますよね。

実はこの前、ビジネスでも似た
ようなことを経験しました。

それは、僕がコンサルティングを
行っているクライアントが見込み客
向けに仕掛けたキャンペーンでのことです。

そのクライントは住宅に関する
サービスを提供しています。

多くの種類の相談を
行っている訳ではありません。

顧客に案内している
サービス内容は一種類です。

なので、基本的に接触があった
見込み客というのはこのサービス
のことをみんな認知してます。

この状況で、相談の申し込みを
増やす為にあるキャンペーンを行いました。

それは、

『お客様の声を書いてくれたら
相談の料金を割引しますよ』

というキャンペーンです。

もちろん、相談の内容は変えません。

サービスの料金は5,000円なので、
割引をしても数千円程度しか変わりません。

(ちなみに、これは入り口になる
サービスなので低い料金に設定しています)

つまり、正直に言うと

『いつもとあまり変わらない』

オファーだったのです。

変わりがないにも関わらず・・・

このキャンペーンをメルマガ読者に
対して告知をした所、、、

すぐに何名かを集客し、面談の
スケジュールを埋めることができました。

この人達はみんな、サービスの
内容を知っている人たちです。

そして、今回のオファーはいつもの
サービスと比べて大した変わりはありません。

それでも、すぐに相談の申し込みを
獲得することができました。

これは一体、なぜでしょうか?

申し込みが来た理由

答えは簡単で、

『相談のきっかけを与えたから』

です。

例えFPが提供しているサービスの
内容を知っていたとしても、
基本的にほぼ全ての人は

“そのサービスを意識していない状態"

になります。

その状態にある人たちを、
キャンペーンを行うことで

“そののサービスを意識している状態"

に変化させたのです。

その結果、相談の申し込みを
獲得することができました。

もちろん、割引による効果も
あったかもしれませんが、
相談のきっかけを与えたことが
一番の要因になります。

認識の違い

サービスを提供している側からすると、

『自分が提供しているサービスの
内容を知っているから、必要な
時に申し込んでくれるだろう』

という気になってしまう場合があります。

でも、ほぼ全ての人たちは

『あなたのサービスを忘れている状態』

なのが現実です。

そういった人たちから相談の
申し込みをもらうには、何かしらの
きっかけを与える必要があります。

逆に言うと、きっかけを与えれば
動いてくれる人が一定数いるということです。

行動のきっかけを与えろ!

そして、今回はお客様の声
キャンペーンという形を使いましたが、、

相談のきっかけは何でも構いません。

○周年記念などの特別な日や、
クリスマス等のイベント、
時事的なもの等を使えば
簡単にキャンペーンは作り出せます。

そして、あなたのサービスを
見込み客が”意識している”状態を
作り出す回数が多くなれば、
相談の申込数も比例して増えていきます。

「放っておいたら向こうから
申し込みをしてくれるだろう」

と思っているのはダメですよ。

『どうやったら自分のことを
意識してもらえるようになるのか?』

ということを常に考えて、
実行に移していく必要があります。

これを行うだけでも相談の申し込みは
増えるので、ぜひ考えてみてくださいね。

石塚 駿平
株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。

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