心と体 軽量化のすゝめ

最近ひとつ価値観が大きく変わったことがあります。

これにより買い物で何かを悩んだときに、とても楽になったのです。

それは何かというと同じものを買うなら、『少しでも重さが軽い方を選ぶ』ということです。

実践してみると分かるのですが、繰り返していくと体はどんどん軽くなる。

荷物が軽くなると体がすごく動く。

ここのところ何かと登山を絡めた話をしてしまい恐縮ですが、登山の世界には『ライトパッキング』という考えがあります。

それは荷物をスケールで計って1gでも軽いものを選ぶことにこだわる。

同じ機能であれば1gでも荷物を軽くして、行動を楽にしようという考えです。

毎日荷物何キロ持って動いてる?

あなたが通勤で日常的に持っている荷物をまず計ってみてください。

その重さは誰もが結構減らせるはずです。

私の通勤は、リュックサックスタイル。

書類やらパソコン、ipadやら充電器、折りたたみ傘まですべてをリュックに詰め込みます。

これまでは「おもっ」という感覚を毎日感じていました。

一式を詰め込むとまあまあの重さになるのです。

ライトパッキングの考えを取り入れると、その重さはなんと半分以下になりました。

するとどうでしょうか。

想像以上に体は身軽になりました。

リュックの中にも使わないものは入っていないので、心も身軽になりました。

ライトパッキングは整理整頓にも直結するのです。

具体的に何を軽量化した?

重さ軽減のために実行したこと。

①紙の手帳をやめた

社会人になってから予定のすべてを紙の手帳に書くことが習慣になっていました。

正直毎回手帳を取り出したり、手帳を見ないと予定を入れても良いかが分からないというのは出先で億劫。

それでも一度習慣化したことを手放すのはかえって面倒という理由でやらなかったのですが、「軽量化」実行のためにやめたのです。

スケジュールはGoogleカレンダーでスマホかPC入力へ変更

手帳がなくなったことにより筆箱の中身は、ボールペン1本、3色フリクション1本、スティックのり、定規、USBメモリと最小限に。

そもそも筆箱はなくても困らないかもと思っており、さらなる軽量化対象。

メモはすべてiphoneのメモ、TODOリストはGoogleカレンダーに統一。

②純正充電器をやめた

PC純正の充電器はよく考えるとかさばる。

重い。

これもUSBtypeCとライトニングの充電ケーブルと、最も軽いモバイルバッテリーに交代。

軽いだけではなくていつでもどこでも充電ができる環境でストレスレス。

③今日使う書類以外は入れない

なんとなく書類って作ってから使うまで入れたままのことが多かったのですが、その日に使う書類以外はいれない。

整理整頓も徹底できるし、情報管理リスクも強化できます。

④長財布をやめた

かさばるし結構な重さだった長財布。

お札を折りたくないという気持ちから長財布派だったのですが、重さには代えられません。

当然、山登りに長財布なんて持っていくわけもなく、山用の小さな財布をメインで使うことにしました。

これによってポイントカードは、アプリに入れられないものは全部さよなら。

小銭よりも軽さのほうが大メリット。

財布には運転免許証と最低限のクレジットカード。

そしてお札を少々。

買い物は原則キャッシュレスを徹底。

今はだいたいpaypayかクレジットで支払いできます。

重さを意識すると何よりも小銭が重いことが分かり、買い物で小銭が発生したら数日おきに貯金箱へGo。

そのお金は寄付。

軽量化はパフォーマンス向上に直結する

とりあえずこんなところなのですが、次は今使っているものがダメになったらもっと軽くすることができます。

さすがに今使っているものを捨ててまで入れ替えるということはしたくありません。

例えばリュックサックそのもの。

先月チャックが壊れてもうダメかなと思ったのですが、修理してもらったら直りました。

本格的にダメになったらいよいよ軽量化です。

そして、パソコン。

今のは軽くも重くもないもの。

軽量化できるのは明白。

あとは、靴。

ビジネスシューズは重いのですが、最近は軽いのもぜんぜんあります。

これからの冬場はアウターも重いですよね。

こんな感じで、物を選択する時に、「軽い物」をテーマにしていくとコンセプトが明確で楽しい。

しかも思った以上に、自分が身軽になれる。

感動するレベルで身軽になれます。

軽量化、めっちゃオススメなのでぜひやってみてください。

昆知宏
新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

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