「魔女の宅急便」に学ぶ、開業と集客の本質

自宅のオフィスより
執筆者:中西雅司
   

YouTubeを見ていたら、おすすめにジブリの「魔女の宅急便」の動画が出てきました。

私は、魔女の宅急便に出てくるような街に住みたいと思っているので、気になって見てみると、

「2週間限定で映画館で上映中」

という宣伝の動画でした。

というわけで、先日、その宣伝に誘われて、映画館で魔女の宅急便を見てきました。

20年ぶりくらいです。

あまり細かい内容は覚えていなかったのですが、今回改めて見て、はじめて気づいたことがあります。

それは、

「魔女の宅急便は、開業の映画だ」

ということです。

魔女の少女キキが、見知らぬ街に1人で降り立ち、生計を立てるために宅配事業を開業する、という話だからです。

集客に苦しみながらも、自分の力で道を切り開いていく姿は、私たちFPにとても勇気をもらえるストーリーだと思いました。

事業を拡大するためのマインドや行動を学べる

ですので、

・FPとして開業することを迷っている人
・FPとしての開業に踏み切れない人
・開業したものの、集客がうまくいっていない人

には、おすすめです。

特に、

「事業を拡大していくための大切なマインドや行動」

という点で学びが多い映画だなと思いました。

私が、キキの行動でいいなと思ったのは、

「自分の専門外であっても、お客様をサポートしようとした」

という点です。

具体的には、あるご婦人から「ニシンとかぼちゃのパイを孫娘に届けてほしい」という依頼を受けて向かった先で、オーブンが故障しており、パイが焼けず、配達するものがない状態になっていました。

そんなとき、キキは薪を使ってパイを焼くことを提案し、一緒に火起こしをして、無事にパイを焼き上げるところまでサポートします。

普通に考えれば、「配達するものがないので、今回はこれで終わり」となってしまうところです。

しかし、キキは相手の気持ちに寄り添い、そこで終わらせませんでした。

「困りごとの解決」がリピートを生む

自分の仕事の範囲を超えていても、お客様に貢献しようとした。

自分の業務ではなくても、お客様が困っていることを解決しようとした。

そうした行動が心に残ったからか、結果として、ご婦人は再びキキに仕事を依頼することになります。

つまり、そういった行動によって、リピートにつながったのです。

集客の方法はいろいろありますが、

「相手が困っていることのサポートを積み重ねること」

も、非常に強力な集客策です。

特に、大事なのは自分の業務外であっても、困りごとを解決するサポートをすること。

それにより、ライバルとの差となりますので、感謝になり、

・お客さんからの追加受注やリピート
・お客さんからの紹介
・口コミの広がり

につながりやすくなります。

他の専門家の力を借りる

もちろん、専門外のことを素人がサポートをするというのは、あまりいい結果にはなりません。

なので、基本的なスタンスとしては、

「専門外のことは、他の専門家や業者さんの力を借りる、紹介する」

ということになります。

こういったことを繰り返すことで、その積み重ねがあなたに返ってくるようになります。

少し時間はかかりますが、この行動を続けることで、非常に強力で安定的な集客ルートができあがっていきます。

できそうなことがあれば、ぜひ活かしてみてください。

これからもあなたの活躍を心から応援しています。

中西雅司
大手生命保険会社に約8年勤務後、2013年にファイナンシャルプランナーとして独立。これまで40万件以上のクレームを見てきた経験から、保険適正化コンサルタントとして活動をする。現在はFPのための経営コンサルタントとして、FPの育成にも力を入れており、『保険の販売手数料に頼らなくても、FPが活躍できる業界を作る』という想いの実現に向け日々邁進している。

関連記事