マーケティング会社の営業を受けて思ったこと

執筆者:昆 知宏
    

先日、マーケティング会社の営業の話を聞く機会がありました。

「今どんな提案をしてくるのだろう?」という興味本位です。

内容としては、

・Googleマイビジネスを充実させる
・口コミを集める
・Instagramを活用する
・Instagramのデザインを統一する

というものでした。

ただ、全部すでにやっていました。

営業の方が少し気まずそうな空気になっていたのが印象的でした。

言っていることは正しい

ただ、話を聞きながら思ったのです。

「結局、王道しかないんだな」と。

Google検索で見つけてもらう。

口コミで安心してもらう。

SNSで定期的に接触する。

先進的なマーケティング手法を期待していましたが、話していた内容は5年以上前から言われていることと大差ありませんでした。

でも逆に言えば、それだけ本質は変わっていないということでもあります。

マーケティング業界は横文字や最新ワードが多いですが、実際にやっていることを分解すると、

「ちゃんと見つけてもらいましょう」

「安心してもらいましょう」

「定期的に接触しましょう」

という極めてシンプルな話です。

できる人は少ない

内容自体は自力でも十分できます。

今はAIもあります。

調べればやり方もいくらでも出てきます。

それでも、多くの人は続きません。

Instagramを更新する。

Googleマイビジネスを整える。

口コミをお願いする。

ブログを書く。

全部地味です。

そして地味なことほど、人は続けられません

だからマーケティング会社の価値は、「特別な裏技」ではなく、やるべきことを強制的に実行させるところにあるのだと思います。

子どもの学習塾みたいなものですね。

実際、FP業界でも、

「集客できません」

と言いながら、Googleマップの写真が3年前のまま、ブログ更新も半年停止、Instagramも投稿ゼロ、というケースは珍しくありません。

それで急に紹介だけで回る世界になるかと言えば、やはり厳しいです。

結局、最後は地味な人が勝つ

FPの集客は一発逆転がかなり起きづらい業界です。

地味なことを、地味に長く続けられる人。

このタイプが結局強いです。

SNSでバズるより、定期的に更新する。
地域名で検索した時に出てくる。
口コミが積み上がる。
相談実績が見える。

こういう“地味な信用”のほうが、長期では圧倒的に強いです。

特に今後はAIによって、コンテンツ量そのものは爆発的に増えていきます。

だからこそ、誰が言っているのか、どれだけ継続しているのか、その人に実態があるのか。

そのあたりが今まで以上に見られる時代になるでしょう。

マーケティング会社の営業を受けながら、結局最後は王道をコツコツやれる人が残るのだろうなと改めて感じました。

昆知宏
新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

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