マイナス金利、あなたはどう活かす?

石塚駿平

今世の中は、

『マイナス金利』

の話題でもちきりですね。

2月の始めから報道がされていますが、
まだまだ話題性が続いているようです。

僕も情報番組で特集されて
いるのを既に何回も見ました。

こういった、

『世の中の多くの人が
共通の話題について考えている』

という状況は、マーケティングの
観点から見るとチャンスに溢れています。

なぜなら、その話題を引き合いに
出すことで、いつもより簡単に興味を
持ってもらうことができるからです。

そこで今回は、このマイナス金利の
話題を活用してビジネスに繋げる
方法を考えてみましょう。

こういった話題についてブログや
記事を書くだけではなく、、、

実際に相談に繋げることができれば、
マーケティングに長けていると
言えるかと思います。

一般の人の反応

マイナス金利に対する
一般の人の反応というのは、

『なんだかよくわからない・・・』

というのが正直な所だと思います。

もっと言うと、

『なんだかよくわからないけど、
結局自分にどんな影響があるの?』

と思っているという状況ですね。

日銀と銀行がどうのこうのという
話を理解するよりも、”自分のこと"
の方に関心がある訳です。

この観点から見て、
僕が注目をした点があります。

それは何かというと、

『マイナス金利の導入によって、
住宅ローンの金利が下がる可能性がある』

という部分です。

この話はマイナス金利導入の
メリットとしてよく話されていました。

銀行に大量の電話が・・・

この話を聞いて一般の人が
どんな行動を起こしいているかというと・・・

銀行に、

『自分の借りている
住宅ローンの金利は下がるのか?』

という問合せをしているそうです。

これは僕の知っているFPが
銀行の人から聞いた話ですが、、、

金利が下がるのかという電話が大量に
来ていて、対応に困っているとのことでした。

銀行の返答としては、

「ウチではそういうのはやってないので・・・」

ということで断っているそうです。

ということは、
ほとんどの一般の人はそこで

「なんだ、自分の借りてる
住宅ローンの金利は下がらないんだ。。」

と諦めてしまっていることが推測できます。

他の方法

でも・・・

あなたもご存知の通り、
住宅ローンの金利を下げる方法は
何も今の銀行に電話をして金利が下がるか
どうかを聞くだけじゃないですよね。

金利の引き下げ交渉にもやり方が
ありますし、単純に借り換えをする
という方法もあります。

しかし、マイナス金利のニュースに
影響された一般の人はそこまで
気が回らないのが普通だと思います。

ということは・・・

ここに、チャンスがありそうですよね??

スムーズな話の組み立て方

このチャンスを掴む流れとしては、

マイナス金利の話題から入る

住宅ローンの金利が下がる可能性

住宅ローンの金利が下がることで
得られるメリットの訴求

しかし、ただ銀行に電話をする
だけではそのメリットは得られない

どうすればいいのかを伝える

という形で組み立てていくのが良いですね。

マイナス金利の話題から入ることで
簡単に相手の注意を惹くことが可能です。

そして、その解決策を自分のサービス
(金利の引き下げ交渉や借り換え)
に結びつけられれば、売上げに繋がります。

このチャンス、活かせますか?

こういった時事ネタを使った方法は
いつも使える訳ではありませんが、、、

その分、高い成果を出せる可能性があります。

なぜなら、既に相手がそのことを
頭の中で考えているので、
感情が簡単に動くからです。

アプローチの方法は、ニュースレターに
案内を同封してもいいですし、
DMを使ってもOKです。

メールでも、電話でも、
対面で話をしても行けそうですね。

(ここらへんは自分の既存客の数や
関係性によって決めている部分です)

ただし、こういったアプローチは時間が
経ってしまうと効果がなくなってしまいます。

なので、この方法が使えそうならば是非
チャンスを逃さずに行動をしてみて下さいね。

石塚 駿平
株式会社FPライズ代表。独立FPに専門特化したコンサルティング、セミナー開催などを行っている。現在は依頼のほとんどを断っているが、相談料5万円の住宅相談をネットから月10名集客、開業コンサルティングを行なったFPが独立後15日で100万円以上の売上げを達成など、多くの成果を上げている。

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