セミナーの質疑応答タイムはいらない理由

昆知宏

あなたはセミナーをするときに
最後に質疑応答の時間を入れていますか?

私は当初はその時間を設けていたのですが、
ここ数年は全くなしにしています。

今回もセミナーをしたのですが、
改めてやらなくて良かったなと思うことが
ありました。

話を具体的にすると、

全体の質疑応答は私はしないのですが、
終了後の個別質問をOKにしていて、
その中で即答に困る質問がありました。

話は税金の話で、その相談者の具体例を
教えてほしいというものでした。

そして質問に対する私の結論は、
「正確のことは今ここで分かりません。」
だったのです。

「それが専門じゃないんですか!?」
「この分野弱いのですが?」

というような感じになったのですが、

・年収がいくらで
・借入額がいくらで
・どういう物件を買って
・どこでリフォームをして
・不動産さんの売主は個人か業者か

これらが全てが分からないと
回答できない感じだったのです。

これが事実なのですが、
それを言ったら何か変な空気に
なっちゃったんですよね。

全体質疑応答でこの空気になっちゃうと
あまり印象はよくありません。

私の言い方がもっと他の伝え方が
あったにしろ

セミナー終了直後ってまだ気持ちが
高ぶっていてしっかりと冷静に

受け止めて話を聞くという感じでも
なかったということもあります。

全体質疑応答のリスク

私は全体質疑応答をしないのは、
以前のセミナーで意味不明な質問が
最後に飛んできたことがあるからです。

質問の意図が分かりづらく、
丁寧にお答えしても何度も同じことを
繰り返し聞いてくる人がいました。

また私は経験はありませんが、
知り合いのFPに聞いたら

にわかには信じられませんが同業者が
意図的に侵入し空気を悪くすることも
実際にあると聞きました。

私の場合はそうでないと信じたいですが、
全体の質疑応答を入れるメリットよりも
デメリットの方が勝りやめたというわけです。

そのかわりしていること

その代わりというわけでないのですが、
私は講演終了後出口に回り、
参加者にご挨拶をするようにしています。

登壇で待っていてもなかなか参加者は
声をかけずらいからです。

そこでこちらから一言二言かけると、
率直な感想を聞けたり、

講師の私のパーソナルな部分も
若干知ってもらうことができます。

「個別相談行くのでよろしくお願いします。」

と言ってもらえたりもします。

この場合、何もあいさつなしよりも
初回相談の心理的ハードルはかなり
下がりますよね。

また、この際に意欲の高い人は、
私に質問をしてくれますので、
この場が質疑応答時間になります。

相談する意欲が高い人とより濃い
コミュニケーションが取れるので、
私はこの時間を大事にします。

列ができると最高

関東だと(新潟だと特に)
全体の質疑応答ってあまり挙手を
する人がいません。

それもあって別に省略しても問題
ないかなとも思うのですが、

よくあるのが1人質問があると
その次が続きますよね。

みんな一番手は嫌なのです。

なのでこの場合も出口にスタンバイして
こちらから声をかければ相手は
話やすくなります。

ここで1人でも話が続くと、
聞きたいと思っている人は、
列を作って待ってくれるようになります。

よくセミナーで講師との名刺交換を
待っている人の列みたいな感じです。

今回のセミナーでは結果的にこれができて、
そのまま個別相談に来てくれた人と
いい関係性を作ることができました。

一方で、事前に個別相談をするメリットが
なさそうな方にもそこをしっかり
お伝えすることもできました。

セミナーでコミュニケーションを取る
手段は全体質疑応答だけではありません。

どのような形であれできるだけ
パーソナルな形態でコミュニケーションを
取ることが結果につながるため、

あなたがもし全体質疑応答しか行って
いなければ違う形態も試してみるといいかもしれません。

だって一回でも直接話したことがあるだけで、
全然印象って変わりますよね。

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この記事を書いた人

昆知宏

新潟の住宅会社に営業として勤めた後、『特定の会社に属さずに、客観的な立場から住宅購入をサポートできるFPになりたい』という想いの元独立。住宅購入を専門とするFPとして、新潟でこれから家を買う方への相談を行っている。コンサルティングフィーは土地建物価格の1%と高額ながら、多くの顧客に支持されている。

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